痛み ページ5
時間に近づくにつれ、
紋の部分が痛くなってくる。
鶴丸が、この本丸に近づいてきている。
姫鶴を握りしめ、痛みに耐える。
こんなことはしていられない。
立ち上がり、結界を強く張った。
少しでも、敵が一気に押し寄せないように。
そんなことをしている内に、
大広間に集まる時間となった。
『短刀は瓦上、何名かは物陰へと身を潜めてください。脇差、打刀は時間遡行軍。太刀、大太刀は鶴丸国永を抑えていて下さい。』
時間遡行軍を止めるにはまず
鶴丸を止めなければ意味がない。
何にせよ闇堕ちした刀剣は
修復力が高いようで厄介になる。
こちらが先に折れてしまっては意味がないので
少々体を抑えなればいけないのだ。
鶴丸には悪いが、少し怪我をさせることになる。
弓兵、銃兵、投石兵は使えないので先制攻撃は不利になる。
全刀剣に特上の刀装を持たせたが、壊れるのも時間の問題だ。
『・・・そろそろか。』
時計を見ると、日が超えるまで五分。
まだ星は出ているようだ。
『それでは、配置についてください。』
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シルア(プロフ) - 湧さん» コメントありがとうございます!そろそろ更新致しますので、よければまた読んで下さると嬉しいです( *´˘`*) (2017年11月17日 6時) (レス) id: 5cb09f2f76 (このIDを非表示/違反報告)
湧 - 前回から見てます!私はこの作品が大好きです!!更新頑張って下さい、楽しみにしてます! (2017年11月16日 16時) (レス) id: a9560b7259 (このIDを非表示/違反報告)
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