流れる ページ4
時間が経つのは早かった。
夕餉を終え、大広間にみんなを集める。
『明日、時間は未定ですがこの本丸に時間遡行軍が現れます。その軍勢を率いるのは鶴丸国永。』
真っ直ぐにこちらを見るみんなには
前の本丸のことは話してある。
もちろん、傷の代わりに印された紋のことも。
『・・・貴方たちの力を貸してほしい。
鶴丸国永を、助けたい。』
その目に答えるように、私も真っ直ぐみんなの目を見つめた。
「もちろんだよ、主!」
「主命とあらば!」
力強く頷いてくれる者、
言葉を返し答えてくれる者。
いつの間にか、みんなは私が思っていたよりずっと強くなっていた。
『時間遡行軍がこの本丸に現れるのは明日。時間も不明。結界は張りますが、破られることは承知の上です。』
夕餉の前に結界は張ったものの、
当然破られるだろう。
『日が超える前、またここに集まってください。突然の大きな戦で申し訳ないですが、それまでゆっくりと体を休めるように。』
日が超えるまで、あと4時間30分。
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シルア(プロフ) - 湧さん» コメントありがとうございます!そろそろ更新致しますので、よければまた読んで下さると嬉しいです( *´˘`*) (2017年11月17日 6時) (レス) id: 5cb09f2f76 (このIDを非表示/違反報告)
湧 - 前回から見てます!私はこの作品が大好きです!!更新頑張って下さい、楽しみにしてます! (2017年11月16日 16時) (レス) id: a9560b7259 (このIDを非表示/違反報告)
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