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乞う ページ12

『許されることじゃない、って分かってる。けど、私ができることならなんでもするから、絶対にもう1人で苦しませない。

みんなと、鶴丸と一緒にいたい。』

三日月や乱、小夜が
自身が折れると分かっていながら
あの時鶴丸を止めに行った。

本丸、みんなを守るために。
鶴丸をもどすために。

私がこんなことを言えば怒られるだろうか?
生半可な気持ちでは、無理だと。

あの3人は、言わないだろう。

ただあの時のように、共に戦ってくれる。

『鶴丸、私はあなたを助ける。
戻ったとき私を殺しても構わない。』

涙を袖で強く拭い、顔を上げた。

鶴丸はひどく辛そうに笑っていた。

「・・・そうか、君は、それでいいんだな。」

鶴丸は息をゆっくり吐き出すと、
体を抱き寄せた。
そして肩に顔をうめる。

「君がそう言ってくれるのなら、俺は・・・____________」

『ッ・・・鶴丸!!』

そう鶴丸は言うと、薄く笑みを浮かべた。
どんどん黒い手がまとわりつき、
鶴丸は闇に飲み込まれた。

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シルア(プロフ) - 湧さん» コメントありがとうございます!そろそろ更新致しますので、よければまた読んで下さると嬉しいです( *´˘`*) (2017年11月17日 6時) (レス) id: 5cb09f2f76 (このIDを非表示/違反報告)
- 前回から見てます!私はこの作品が大好きです!!更新頑張って下さい、楽しみにしてます! (2017年11月16日 16時) (レス) id: a9560b7259 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シルア | 作者ホームページ:http  
作成日時:2017年8月18日 0時

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