*第弐佰肆拾伍章* ページ5
薬研「今までの薬だと、あまり心配する必要はなかったからな。
だが、強い薬を使うとなれば負担も大きくなる。しかも冬に入るから、心臓病だって多少は悪化してくる可能性がある」
三日月「つまりこれからは、吸入による心臓発作が起こるかもしれない…ということか」
薬研「あぁ」
みんなは顔を見合わせる
大典太「Aはこの事を知ってるのか?」
薬研「自分で調べてない限り、たぶん知らない」
一期「教えてやらなくていいのかい?」
全員が思ったであろう質問に、薬研は首を縦に振った
薬研「喘息発作の時に吸入を拒否されたら、困るからな」
陸奥守「確かに、心臓発作が起こるやもしれん薬を飲もうとは、なかなか思わんきのぉ」
みんなも納得した様子
薬研「もし両方の発作が起きた場合は、先に喘息…その次に心臓の薬を飲ませてくれればいい。
まあ、何かあったら俺を呼んでくれ」
〔三日月サイド〕
A「ケホッ…ヒューゴホッ…」
昼間は元気だったというのに、寝る前になって発作を起こしてしまった
吸入させて背中をさする
A「ヒューケホッ…ハァ…っゴホッ…」
?なかなか治らないな…
三日月「A、深呼吸できるか?吸って…吐いて…」
A「ん…ハァ…ケホッ…」
結局、いつもよりかなりの時間をかけて、ようやく落ち着いた
部屋を温めていて、外にはほとんど出ていない。
食事も睡眠もしっかり摂っているというのに、何故冬になるとこんなにも悪化するのか…
昼過ぎに龍舞から電話が来たらしく、長谷部が俺たちに、神気・霊力が原因だと伝えた
言ってしまえば、体質の問題…
現世に帰れば解決することだが、Aの場合それはできない
やはり薬に頼るしかなかった
A「宗近…」
三日月「ん?眠れないのか?」
肩で呼吸しながら小さく頷く
三日月「そうだな…お茶でも淹れてくるか」
不安にならないよう、ぬいぐるみを渡して部屋を出た
厨でお湯を沸かしていると、背後から気配を感じた
髭切「こんな時間に何をしてるの?深夜徘徊かい?」
三日月「はっはっは、今日はAと寝ることになっているからな。生憎そのようなことをしている暇はないぞ」
急須に湯を注ぐ
髭切「…また発作かい?」
三日月「ああ。まだ少し苦しくて眠れないようだから、茶でも飲ませようかと思ってな」
御盆に急須と、湯のみを3つ乗せて持った
三日月「髭切も来るか?」
髭切「う〜ん…じゃあ、お邪魔しようかな^^」
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soccer♪(プロフ) - 4もぎもちさん» ガンバリマス(p`・ω・´q) (2018年8月16日 20時) (レス) id: f30235549d (このIDを非表示/違反報告)
4もぎもち(プロフ) - soccer♪さん» ネタか…頑張ってください…!でも病弱ネタも好きです!! (2018年7月31日 0時) (レス) id: ebd1664205 (このIDを非表示/違反報告)
soccer♪(プロフ) - 4もぎもちさん» ネタが…夢主ちゃんこの状態だから、さらに厳しくなってきた(泣)←そうしたの自分だけど;; (2018年7月30日 22時) (レス) id: f30235549d (このIDを非表示/違反報告)
4もぎもち(プロフ) - soccer♪さん» 分かります…書いても書いても手が止まらない… (2018年7月23日 23時) (レス) id: ebd1664205 (このIDを非表示/違反報告)
soccer♪(プロフ) - 4もぎもちさん» うぅ…書いててツラいよ…←それでも書いてしまうのだ(´;∀;`)アハハ (2018年7月16日 12時) (レス) id: f30235549d (このIDを非表示/違反報告)
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