【刀剣乱舞】祖父から引き継いだ本丸〔漆〕 (ページ12)

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＊第弍佰伍拾弍章＊ページ12

A「えーっと…」

膝丸「あぁ、気にしないで続けてくれ。自然な様子が撮りたいんだ」

再びカメラを構える

髭切「だってよ。ほら、これなんか良いんじゃない？」

トナカイのカチューシャを手に取り、私の頭に付けた

A「…私じゃなくて、クリスマスツリーの飾りを((」

ﾊﾟｼｬｯ

髭切「撮れた？」

膝丸「バッチリだ兄者」

呆れて思わず苦笑いすると、宗近に膝に乗せられた

トナカイの耳を弄り始める

三日月「可愛らしいなぁ」

A「もうっ、宗近～離して？飾り付け全然進んでないよ」

小烏丸「外は時間が掛かる。我らはのんびりとやっても大丈夫だ」

こりゃ、マイペースな人が集まり過ぎちゃったね(^_^;

数日後

A「審神者忘年会？」

本を読んでる龍ちゃんに寄り掛かるように座ってボーッとクリスマスツリーを眺めていると、獅子王がその招待状を持って来たのだ

獅子王「年末の恒例行事らしいぜ！いいなぁ、楽しそう」

龍舞「へぇ…去年は行かなかったのか？」

A「うん。というか、こういうのがあるなんて初耳なんだけど」

すると、後ろからまんばちゃんが招待状を取り上げた

山姥切「言ってないからな。去年は俺たちで話し合って欠席届を出した」

A「…もしかして、発作が重なってたの？」

鶴丸「それもあるが、こんなの行く必要は無いと判断したからな」

昼食の時間が近いからか、広間に人が増えてくる

A「こんなのって…忘年会に悪い思い出でもあるの？」

苦笑いすると、鶴ちゃんは真顔で「別にない」と答えた

鶴丸「ただな？これ審神者のみの参加だから、俺ら護衛について行けないんだ」

A「忘年会に護衛はいらないよ;;」

岩融「甘いな、A」

皆に心配そうな視線を向けられる

加州「酔っ払いとか変な男とかうじゃうじゃいるんだよ？」

和泉守「無理やり酒を飲まされたり、絡まれたりしたらどうすんだ？」

歌仙「前の主なんて、二日酔い大変だったんだから」

古株20振は大きく頷いた

でもさ、楽しそうだし行ってみたいよね

A「指輪してれば、そんなに絡まれなくない？」

小狐丸「人妻好きがいるかもしれないじゃないですか」

包丁「はーい！」

A「じゃあ、お菓子持って行っ((」

皆「駄目！」

鶯丸「逆効果だ」

みんな盛大な溜め息をついた

すると、日本号が「あっ」と声を上げた

三日月「そういや、審神者やってる頭のおかしな看護師がいたよな？頭のおかしな」←

2回言ったよ、2回;;