九人 ページ9
はぁと息を吐く
部屋から離れ、適当に歩く
『...きれいな庭だな』
単純な感想が漏れた
「おやおや、新人か？」
後ろからいきなり声をかけられ、方を揺らす
『あっ、ああ..』
そこいたのは、青を基調にした着物をきた男性だった
「名はなんと言う？」
『..別に、俺はすぐここから出ていく』
そういうと男性は目を細めた
｢生意気な口だ、二度とそんなことを言えぬ体にしてやろう｣
そういって近づいてくるので、本能的な恐怖で逃げた
倉みたいな小屋があったから、その影に隠れて、呼吸を整えた
『なん..だよ、あいつ..』
「お主、自分が女であることをわすれておらんか？」
ふと後ろで声がする
『ひっ』
腕を引っ張られて、後ろからホールドされ
口を押さえられる
恐怖で下を向いて黙った
「うんうん、素直なのはいいことだ
だが、ある程度抵抗してくれなければ調教のしがいがない」
本気でヤバイやつだ、と思ったが抵抗するのは
無駄だと思い
そのまま静かに待つ
「うーん、あいにく俺は今縄の類を持っていない
せっかくなら今ここで倉の中に入れ吊り下げてやりたいんだが..」
そこで血の気がひいた
「三日月の旦那ぁ！離してやってくれや！」
「ん？薬研か」
薬研！あの少年薬研っていうのか！
「すまねぇなあ三日月の旦那、大倶利伽羅はさっきここに来たばっかで神経張り詰めてるんだ
気持ちはわからんでもないが大倶利伽羅の旦那をもらえねぇか？」
「うーん..薬研が言うなら仕方ない
また今度にしよう」
そう言うとパッと手を離される
...マジ怖かった
「さ、大倶利伽羅の旦那！手入れはまだ終わってねぇぞ！」
そういって怖いおとこの人をすり抜けててを引いてくれた
怖いから後ろは振り向かなかった
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ぺるあ - 鯰尾って一人称俺だった気が……(この作品めちゃしゅきです) (2019年8月18日 17時) (
レス) id: 6658fbc910 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - 七氏さん» 申し訳ありません！！私の設定ミスでした！！ご指摘ありがとうございます！！ (2018年10月29日 16時) (レス) id: 8447326019 (このIDを非表示/違反報告)
七氏 - 最初の部隊構成がおかしいですよ。燭台切がいるのに部隊のなかにはいません。７人パーティーでしょうか？ (2018年10月24日 7時) (レス) id: e6a05ea0e6 (このIDを非表示/違反報告)
影(プロフ) - みっちゃぁぁぁぁぁあんナイスタイミング( ´∀｀ )b (2018年10月7日 23時) (レス) id: 026253e74c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナリア | 作成日時：2018年10月1日 12時
