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五人 ページ5

「よかった...目が覚めたんだね」



襖の奥にいたのは、眼帯をつけた大柄な男だった



え!?は!?こっわ!!

…そう思ったが絶対に口にはださないぞ



「あいたかった…どこか痛いところはない?それに…」

『ま、待ってくれ!

…お前、何か勘違いしてないか?』


「え、勘違いって…?」


『俺は"からちゃん"じゃないし、初対面だろう…』



そう言うと目の前の男はこの世の終わりみたいな顔をした

…いや、確かに知人と間違えるって恥ずかしいかもしれないけどさ
そんな絶望にうちひかれる?笑って誤魔化せばいいと思うんだけど…



『ええと、でもまあ、どっかで寝っ転がってたのを助けてくれた…んだよな?』


「ううん…!からちゃんは一人で阿津賀志山にいたじゃないか…」

話題転換しようと思ったらまさかの否定()
阿津賀志山ってどこやねん


『…?なに、言ってるんだ、だって、怪我が無くなってるから
俺は夢を』


そこまでいったところで目の前の男に抱きしめられた


『!?』







混乱と恥ずかしさで、言葉がでない





「からちゃんっ…!!からちゃん!夢じゃないんだよ!
手入れして、怪我を治したんだよ!…だから、もう痛い思いなんかしない」



抱きしめられる力が強く
抜け出せそうにない、こいつ……ゴリラか…?(混乱)



『はな…してくれ!誰だ!あんた!』


こいつ筋肉やばいな…と思いながら身じろぎをする





「本当に覚えてないんだね…

ごめんね…ショックで混乱してて…」


お前も混乱してんのかい!!
記憶喪失?やばくね、まじまんじ←



『…いいから、離れてくれ』


「そんなこといわないでよ!」

そう言うとこいつは泣き出した



『!!?!?!!!?!!?!


え、あ?な、泣くなよ…』

なんだこいつ…流石に放置するわけにもいかんもんな…
ていうか、お前がしっかりしてくれないと、話が進まないんだが…

六人→←四人



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ぺるあ - 鯰尾って一人称俺だった気が……(この作品めちゃしゅきです) (2019年8月18日 17時) (レス) id: 6658fbc910 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - 七氏さん» 申し訳ありません!!私の設定ミスでした!!ご指摘ありがとうございます!! (2018年10月29日 16時) (レス) id: 8447326019 (このIDを非表示/違反報告)
七氏 - 最初の部隊構成がおかしいですよ。燭台切がいるのに部隊のなかにはいません。7人パーティーでしょうか? (2018年10月24日 7時) (レス) id: e6a05ea0e6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みっちゃぁぁぁぁぁあんナイスタイミング( ´∀` )b (2018年10月7日 23時) (レス) id: 026253e74c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カナリア | 作成日時:2018年10月1日 12時

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