ガングロ系男子に成り代わったら、なんか女だし、みんな病んでるんですけど【刀剣乱舞】【成り代わり】

二十六日 ページ26

...燭台切が去ったあと、俺は気づいた






俺は確かに前にいた部屋を思い出した


だけどあそこって俺の部屋じゃなくね？
うわーどーーーりゃいいんだよーーーーん




セルフ発狂かな？

こんな茶番はさておきたいね....







「...とりあえず、もとの部屋戻るか...」




そう一つ呟いてゆっくり歩き始める








そうすると、あまり聞かないタイプの鳴き声が聞こえた

瞬時に自分が何か踏んでると思い物凄い速さで足をどけた

ほぼほぼ反射なのでそのまましりもちをついてしまった





目の前にいたのは真っ黒でモコモコしたよくわからない生物だった





『な、なん..これ』


未知との遭遇に口調が崩壊している...
これが………恋？(違う)




『うわ…うわとか言っちゃった。まてまて一回止まって見ろって』

こっちに寄ってくるので黒いものが一歩(？)を踏み出す地、俺が一歩さがる




少し攻防戦を続けるとそいつはピタッと動きを止めた


『(諦めた……か？)』


そう思って顔だけ少し前に出す





その瞬間そいつは物凄いスピードで俺の顔面に飛んできた




『ぎゃああああああ！！！！』


本日2回目となる大声を出す





ただ、喉を痛めるタイプの叫び方をしてしまった

今俺の顔面にはモッフモフの毛がふぁさぁ…となっている





『おっふ……』


今寝たらまじでヤヴァい………()








「うわああ！ごめん大倶利伽羅！」

元気のある声が聞こえた

終わり←二十五日

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す