刀剣乱舞三日月の憂い～壊されていく少女はなにを思う～ (ページ2)

今日:10 hit、昨日:25 hit、合計:86,141 hit

＊＊輪廻＊＊ページ2

A「三日月・・・・・・・・・？」

三日月「うむ。やあ、あんなに小さかったややがここまででかくなるのか。感慨深い。」

三日月は、あごに手をあてうんうんと、満足そうに私を見ている。

嫌だ。体が逃げろと言っている。こいつは危険だ、と。
私は後ろに一歩下がった。そのまま走りだそうとしたとき、三日月が言った。

三日月「また、逃げるのか？」

その言葉に私はもう動けなくなっていた。過去を思い出して。
三日月から怒りを感じる。

瞳の三日月が、すぐそこまで迫ってきている。

いつの間にか頭をつかまれていて、お互いの息が感じられる距離になったとき、

薬研「そこまでだぜ。三日月の旦那。」

薬研が私の身体を三日月から離してくれた。

A「薬研・・・・・・・・・・・・！！！」

怖かったせいで、私はそのまま薬研に抱き付いた。昨日も夜遅くまで私に付き合っていたため、朝風呂なのだろう。とてもいいシャンプーの匂いがする。その匂いに落ち着いてそのまま薬研を抱きしめていると、後ろから殺気を感じた。
振り返ってみると、ものすごい形相で三日月がわたしを睨んでいた。蛇の様に、ねっとりと。

また動けなくなってしまった私に、薬研がそっと抱きしめ返してくれた。

薬研「大将、心配すんな。おれっちはちょっと話してくる。今剣が朝餉に来ないって喚いてたぞ。いってやりな」

すっかり忘れていた。

ありがとう、と薬研に言ってその場をそそくさと去った。

_____________________________________________

薬研「さてと、、、、どういうことだい？三日月宗近。」

俺は、抜刀しながら相手に問う。
あの（人１)の怖がりかたは、尋常じゃない。全部知っているわけでもないが、あいつの過去が過去だ。きっと関係しているのだろう。

三日月「はっはっは。血の気が多いな。」

穏やかに笑っているように見えて、目が笑っていない。
何よりその手には、うちよけの多い美しい刀が握られている。

レベルはカンストしているので、勝てるだろう。

いや、わからない。ただ、こいつをほおっておくわけにはいかない。

「さぁ…地金を見せろやぁ！！」

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
あとがき

柄まで通った！！！！
もう、イケメン。。。。。。。。。。
あ、このままだと薬研しかでてきません。

このキャラ！！！というのがあったら、コメでください。

ではでは