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もう何を言っても駄目だと悟った。
神様達には、私たち人間の言葉なんぞ届かない。
彼等は彼等の世界しかなくて、少なくともその 世界に牡丹様は要らない。
もしかしたら私も要らないかもしれないけれど、彼等は私を傷つけるどころか牡丹様から遠ざけて護ってくださっていることを見て、生きることの許可を得られたように思った。
「さぁ主、裁きの時間ですよ」
「な、ぉ……」
「誰に殺されたいですか？いち兄ですか？三日月さんですか？それとも鶯丸さんや大包平さん？もしかして鶴丸さん？」
つらりつらりと今まで牡丹様を抱いてきた刀剣男士様たちの名前をあげる鯰尾藤四郎様。名を挙げられた刀剣男士様は驚くこともせず、鯰尾藤四郎様の後ろについて自身に手をかけている。
「こんなの、違う。だれ、誰なのよ。……見習い、あんたなの？アンタが、こんなことしたの！？」
『ち、が……』
牡丹様は、今までの愛させてきた刀剣男士様の普通じゃない様子にやはり私を疑ったが、私は、こんなことをするように言った覚えはない。
＿＿＿あ、でも。
今日、牡丹様が一期一振様と三日月宗近様に連れられて出かけて行った隙間時間で鯰尾藤四郎様にお願いしたことがある。
“『明日、政府の役人が参ります。今後どの様にするのか、皆様で話し合ってください』”と。
もしかしたらあの一言で、彼等は審神者に復讐すると決めたのだろうか。
見習いの私ごときの言葉で彼等がそれを決めたと言うなら、それは、まずい。
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美咲 - お話読みました！凄く面白かったです！もう更新されないのでしょうか？(泣) (2022年3月27日 10時) (
レス) @page29 id: 7ef2d991dc (このIDを非表示/違反報告)
星華 - この夢小説はまだつづいていますか？もし続いていたら、小説更新等で教えて欲しいです。 (2020年9月20日 18時) (レス) id: a28065770e (このIDを非表示/違反報告)
akithin.(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2020年6月21日 1時) (レス) id: e324714dd9 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - 予想外の展開に驚いています。気に病む言い方かもしれませんが、更新楽しみに待ってます。 (2020年3月6日 2時) (レス) id: 67c87e380d (このIDを非表示/違反報告)
カルム(プロフ) - やばい。ここまでゾワッてなった小説は初めてです。 (2020年2月20日 17時) (レス) id: a52b3e9031 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-naki-
| 作成日時：2020年1月15日 21時
