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「うん、仲良くしよう碓氷」
『……どうしよう鶴丸くん私生徒会長と握手してるやばいね』
「そんな感動するもんでもないだろ？俺ともするか？」
『あ、大丈夫』
「君なぁ」
確かに鶴丸くんも跡継ぎという事で、世間様の目が集まる人物だけど鶴丸くんは友達の枠に当てはまりすぎて全く実感がない。
それは古備前くんも同じことで、なんというか、彼は目上の存在として扱うことができないのだ。
粟田口くんはオーラがやばいから、どちらかと言えば三日月くんタイプ。
「ところで、小虎は見つかったようだな？」
「はい。お手数をお掛けしました」
「なに構わんさ」
三日月くんは私の腕の中に居る小虎の喉を慣れた手つきで撫でる。
その間に鶴丸くんはスマホを弄って、誰かに電話をかけ始めた。
「おう、光坊。俺だ。小虎見つかったぜ……あぁ、高等部の中庭でな。大丈夫だ、怪我人はいない。長谷部にもそう伝えてくれるか。校内を早歩きしてるのを見たからな」
あのままじゃ明日の授業まで持たないぜ、と楽しそうに笑う鶴丸くん。
話してる内容的に同じ学校の人っぽいけど、鶴丸くんがこんなに砕けてる相手なんてあんまり見ないな。誰なんだろ。
そんな事を考えていると、腕の中の小虎がひと鳴きして飛び出していく。
その先に居たのは小等部の制服を着ている少年達だった。
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凛音 - 本当に面白いです！続きがめっちゃ気になります！頑張ってください！ (11月9日 17時) (
レス) @page18 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
akithin.(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2020年7月16日 12時) (レス) id: e324714dd9 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 続きがとても楽しみです…！続編も楽しませて貰ってます。体調にお気をつけて頑張って下さい笑 (2019年5月18日 6時) (レス) id: 49a37f0b62 (このIDを非表示/違反報告)
-naki-(プロフ) - 白い桜餅さん» うぇぇぇい、ありがとうございます！！！ (2019年2月21日 13時) (レス) id: 51c4e75278 (このIDを非表示/違反報告)
白い桜餅(プロフ) - やったぁぁぁぁぁ…！！！続編！！これからも楽しみに待ってます。 (2019年2月16日 7時) (レス) id: 52406edb1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-naki-
| 作成日時：2019年2月15日 22時
