第５９０話 おやおやぁ〜？ ページ45
その後、少しのやり取りを挟んで私への取材は終わりを迎えたのだが･･･。
芦戸｢ねぇねぇA〜！！今すんごい事言ってなかった〜！？｣
葉隠｢すごく生徒想いで、厳しいけどそれでいてすごく優しい先生に憧れて〜って！！それ完全に相澤先生だよね！！｣
取材が終わった途端、女子に囲まれてしまう。
麗日｢確かに相澤先生、厳しいけど優しいところもあるもんね｣
蛙吹｢ケロッ。とても生徒想いよね｣
耳郎｢ね。いっつも寝袋の中に入って寝てるけど、うちらの事も見てないようでしっかり見てるし｣
八百万｢すごく尊敬できる先生ですわ。Aさんも憧れるのもわかります｣
お茶子ちゃんの発した言葉に続いてみんなが続々と言葉を紡いでいく。
なんだろう、ちょっといたたまれない雰囲気。
さっきの取材であのこと言わなきゃ良かったかな･･･。
蛙吹｢確か、必殺技に相澤先生の捕縛布を真似た物がなかったかしら？｣
麗日｢うん！あったあった！！昨日のＢ組戦の時も使ってたし！｣
多分２人が話しているのは“
確かに、それは相澤先生の捕縛布を模して完成させてある。
でもそれは特に意図した訳じゃなくて、突き詰めていったら捕縛布を真似した方がいいことに気がついてそうしただけだ。
芦戸｢おやおやぁ〜？？？Aちゃ〜ん？？｣
三奈ちゃんは、ニマニマと笑みを浮かべながら私の事を探るように視線を向ける。
貴｢いや、違う。そーゆーんじゃない｣
葉隠｢うわ！一刀両断！面白くない！｣
貴｢面白くなくてケッコーです｣
続く (更新停止中)
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作者名：朔怜ｰｻｸﾚｰ | 作成日時：2021年8月4日 22時
