【ﾋﾛｱｶ】天邪鬼少女の成長日記Part10 (ページ23)

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第５６８話投獄ページ23

そして、障子と角取さんはと言うと──

お互いが１歩も引かない攻防が繰り広げられていた。

角取『だから一気にプリズン、勝負つけるね！』

障子『望むところだ』

そういって、角取さんはホーン砲を、障子は腕を複製して飛ばされてくる角を粉砕していた。

だけど、障子の背後から角が飛んできて──

パシっ──

障子『助かった──尾白』

目と手を複製して後ろからきた角を掴み、角取さんの後ろ･･･つまりは障子から見て正面からきた尾白に声をかけた。

尾白は、技を放ち、角取さんの角を押さえ体にしっぽを巻きつけた。

尾白『操作する角、発射させなきゃ脅威はないね！』

障子『拘束し、牢へ連れていく。おまえは轟をサポ──』

障子が尾白にはなしかけている最中、２人が立っていた地面が柔らかくなっていく。

尾白『骨･･･しまっ･･･』

骨抜『角取、返してもらうよ。俺ね、意外と友達想い』

沼のようになった地面に沈んでいく尾白と障子。

このまま沈む･･･そう思いかけた時、尾白がしっぽの力で沼から脱出。

障子も尾白のおかげで沼と化した地面から這い出でることに成功。

だけど──

角取『先、行ってて下さい骨抜さん！！』

そう言って、操作した角２本を尾白のしっぽに刺す角取さん。

うわ、アレ痛い──！！

でも、それでもしっぽを緩めない尾白。

尾白『っ･･･刺しても緩まな──』

角取『緩まなくて大丈夫ね。このまま４本パワーで牢まで直行でーす！』

ドォォォォン

凄まじい音を立ててＢ組の牢屋まで飛んでいった２人。

ブラド先生曰く、どんな形であれ投獄されればリタイア──戦線離脱、との事。

尾白･･･。