【ﾋﾛｱｶ】天邪鬼少女の成長日記Part10 (ページ1)

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第５４６話間に合うかな･･･？ページ1

ﾘｶﾊﾞﾘｰｶﾞｰﾙ『こんな寒空の中ブレザーを他の子に貸して、池の中に落ちたあげく左側と背中には擦り傷だらけ！右の肋骨のほとんどにヒビ！全く･･･！なんて無茶するんだい！！下手したら肋骨全部折れてたよっ！！体力も有り余ってるわけじゃないから全部治しきれないっ！完治したわけじゃないから無理はしないことさね！！特に肋骨！！良いねっ！』

リカバリーガールの元へ行った際に、ほぼノンブレスに近い勢いでグチグチと怒られた。

リカバリーガールが怒るのは、本気で心配してくれているからなんだろうけど･･･欲を言えばもうちょっと優しく手当して欲しい。

背中にわずかに残った傷の手当の時、消毒綿をグリグリってされてすごい染みた･･･。

肋骨も完全に治ったわけじゃないから、と巻かれたサラシも、ギュウギュウに巻かれて痛いわ苦しいわ･･･。

貴｢まぁ･･･こんな怪我こさえてくる私が悪いんだけど･･･｣

まだ痛みの残る右の脇腹をさすりながら更衣室を出る。

一応痛み止めの薬を出してもらって飲んだけど･･･やっぱり効き目はあまり感じられない。

まぁ、飲んでからそんなに時間が経ってないってのもあるんだろうけど。

薬の効き目、本当に薄いんだな。

そんなことを考えながら時計に視線を向けると、もう少しで始業時間になりそうな時間だった。

貴｢うわ、もうこんな時間･･･！･･･これ、間に合うかな･･･？｣

間に合わなかったら相澤先生に怒られるかな〜、なんて考えながら走った。