理由6 約束 ページ8
『なっぎーさんっ、!!!!!!!』
薙刀の部屋の襖が、勢いよく開く。
息を荒くし、いつもはしっかりときている着物が今は乱れていて、黒い目に涙を浮かばせているAが、部屋の前に立っていた。
「……A」
部屋の中にいたのは薙刀だけではなく、太刀や大太刀、槍に脇差などもいた。
それぞれ刀剣男士達にやられていたが、出陣する前にAからもらったお守りのおかげで、完全破壊はまぬがれていたのだ。
『……なっぎーさんっ、』
「おっと……」
ちゃんと薙刀達がいることを確認し安心したAは、薙刀の方に歩いていくと、力なく薙刀の胸へと倒れ込んだ。
小さく聞こえる嗚咽と、震えている体。
いつも頼もしく見えるAの背中は、今はものすごく小さく見えた。
「ごめんなさい、A……」
優しく、壊れないように、薙刀は震えているAの体を自分の両腕で、強くしっかりと抱きしめた。
この子に、こんな怖い想いをさせてしまった。
あの時もし、私が早く復活していなければ
きっと、この子は、刀剣男士を全員破壊していたに違いない。
それは、決してさせてはいけないもの。
目が覚めた時に、そのような光景を見てしまったらAはきっと、……壊れてしまう。
『……もう、折れたりなんかしないでよっ』
“1人にしないで“
ごめんなさい、A
もう、こんなに怖い想いはさせないから。
Aにはもう、“あの力“ を使って欲しくない。
「大丈夫ですよ、A。 もう、折れたりしませんから」
ポンポンっと、優しく背中を叩く薙刀
薙刀のその言葉に、Aは何度も何度も“本当に?“っと聞き返していた。
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ソラ(プロフ) - にゃあさん» 返信遅くなってすいませんm(_ _)m もどってくるのを待っててくださってありがとうございます！ (2018年1月28日 21時) (
レス) id: fec687e9f4 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - ノイズさん» 返信遅くなってすいませんm(_ _)m 受験終わりましたので、これから更新していきます！待っててくださってありがとうございます!!!! (2018年1月28日 21時) (レス) id: fec687e9f4 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - chi-ka-さん» 返信遅くなってすいませんm(_ _)m ありがとうございます!!!! (2018年1月28日 21時) (レス) id: fec687e9f4 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - ☆NATU☆さん» 返信遅くなってすいませんm(_ _)m これからは、かなりすごい展開になっていくと思います！楽しみにしててくださってありがとうございます!!!! (2018年1月28日 21時) (レス) id: fec687e9f4 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 戻ってくるのをまってます!！頑張ってください！ (2017年4月6日 22時) (レス) id: a49db96987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作者ホームページ：https://twitter.com/A5LKSPZiLYiWd6N?s=09
作成日時：2016年8月12日 0時
