二十六話 ページ6
貴方side
ハッと我に返って部屋に行くと、布団を敷に行ったのかと思いきや、私のベッドで寝転んでいた勇次郎。
勇「ん」
自分の隣をポンポンしてる。
つまり、そこで寝ろってこと?
ムリだよ、心臓持たないよ。
ずっと部屋の中で立ち尽くしていると、痺れを切らした勇次郎が起き上がって私の手首を掴み、そのままベッドへダイブ!
貴「ちょ、勇次郎、あの、その……」
もう私はパニックだ。
ヤバい。顔が熱いし、心臓がものすごい音で鳴ってる。
勇次郎涼しい顔しやがって……と思ってると、また抱きしめられた。
勇「……僕も緊張してるから。同じだよ」
貴「勇次郎、エスパーみたいだね」
勇「Aに対してはね。何年一緒にいると思ってんの」
貴「ふふ、そうだね。……もう寝よっか。明日も早いでしょ?」
勇「だね。おやすみ」
貴「うん、おやすみ」
幸せな気分に包まれて、私はそのまま眠りに落ちた。
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髪様 - 眠りながら終わるってめっちゃ綺麗 (2020年4月28日 23時) (レス) id: a311e75dfe (このIDを非表示/違反報告)
カノン♪ - 続編!来ましたね!楽しみにしてました!これからファイトです! (2018年8月2日 10時) (レス) id: 68b3d0d765 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月紀乃 | 作成日時:2018年7月30日 18時