【刀剣乱舞】青江と私のランデブー

勝負 ページ34

寝れない。



沖田くんは、屯所に帰ってきて、私達を置いて、土方さんや近藤さんの所へ行って...




それから戻ってきていない。








とっとと寝ようとして布団に潜っても、さっきの事が頭を霞めて落ち着かない。





しかも沖田くんがいない。心配だ。





まぁ、近藤さん達の所なら絶対大丈夫だけど。





清光も安定も寝てるのかな。




「二人とも起きてる?」


そーっと聞いてみた。




安「zzz...」



あ、本気で寝てる。熟睡中でしたか。


清光を叩き起こす。



清「...なんだ、Aか...もー、俺もやっと眠くなったんだけど。何さ?」







「いやいやいや、何だ、って。へいへい分かりました。眠いんですね、いいよ寝てて」




清「えっやだ。起きる」



「やった。じゃ、どっちが長く起きてれるか勝負ね?」



すると、清光が笑顔になった。



清「いいよ!俺負けない。」




「私も負けないもん」




こうして、勝負が始まった。私は特にすることが無いので、寝ている安定を観察することに。




安「zzz...首落ちて...死ね...」



「物騒な寝言だな...」



安「...あ、待って沖田くん...」



えっやだ。沖田くん出てきてるの、見たい。その夢見たい。



清「A〜。あのさ」



清光が、突然私を呼んだ。


「何?」


清「俺さー」


「うん」



清「Aの事さー」


「うんー。」








清「す...あっ、やっぱりいいや。やめとく。お、おやすみ!!」




顔を真っ赤にして布団に潜る清光。



何なんだ?何を言おうとしたんだ君は??




まあいいや。



私も寝るか。


「おやすみ、清光。」

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