「おしらせ」 ページ21
――――それは、ある島へ停留している時の事だった。
『ねぇねぇねぇねぇ!!!』
ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
物凄い勢いで駆ける私。
鼻息を荒くしてしゃちの方へと突進します。
「ぉわッ?!なんだどうした!!!」
『あのね！あのねあのね！』
「まァまァ、落ち着けA」
横にいるぺんぎんは私をなだめようとますが、
それでも私の興奮が止まることはありません。
だって――――
『この島でね！
―――――母さんを知っている人を見つけたの!!』
……なのですから。
「え…母さんって」
「お前の?!」
『そう！』
と、2人とも驚いたような素振りを見せています。
「マジか」
「そいつ…じゃないその人はなんて言ってたんだ？」
『えーとね、その人は母さんが働いていたお店の店長さんだったの。
真面目で器用な人だったって』
「ふんふん、それで」
『後は……少し前に隣の島へ移ったってことまで訊けた』
「おお、結構おいしい情報じゃないか」
「優秀だな」
『えへへ』
2人はウンウンと頷き、関心してくれています。
「ここから隣の島っつうと………丁度次による島だな」
『ほんとッ?!やった！』
「良かったな、A」
『…うん』
―――――もうすぐ、母さんに逢える。
もちろんそれは凄く嬉しいことなのですが…
“皆とお別れしなければならない”
そう思うと、何だかとても悲しい気持ちになるのです。
母さんに逢いたい。
だけど、皆とももっと一緒にいたい。
どうしたらいいのか…
――――“その日”は、刻々と近づいてきています。
「しかし……この広い偉大なる航路“ｸﾞﾗﾝﾄﾞﾗｲﾝ”で
よくまァAの母親が…」
「運命ってヤツだな」
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やべー奴 - 萌え... (2018年3月18日 15時) (
レス) id: fc154cb5dc (このIDを非表示/違反報告)
植物素材 - 赤塚 ハルさん» 分かりました。わざわざありがとうございます。 (2014年9月23日 6時) (レス) id: 38c4a62f3a (このIDを非表示/違反報告)
赤塚 ハル - 突然ですが、にゃんこから赤塚 ハルに名前を変えました！！あと、小説”人魚の恋”もよろしくおねがいします。 (2014年9月18日 22時) (レス) id: dc1dd2550c (このIDを非表示/違反報告)
植物素材 - にゃんこさん» ありがとうございます；；漫画、頑張ってくださいね!!! (2014年9月16日 16時) (レス) id: 38c4a62f3a (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - 完結おめでとうございます！ 漫画、がんばっているんですがなかなかです(>△<)次の作品も頑張ってください！ (2014年9月13日 11時) (レス) id: 85fab45494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：植物素材 | 作成日時：2014年7月2日 18時
