■"EP.181 ページ36
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集会も終わり、ゾロゾロと帰っていく中、俺は端っこの方でマシュマロを食べていたAちゃんに声をかけていた
それもそう
やっぱり一虎くんの事が気にかかっていたからだ
「本当に良かったんッスかね
その…一虎くん…」
『本人がいいって言うならいいんじゃない？
現に、圭ちゃんの事、刺そうとしてたし』
Aちゃんがそう言った時、ふと、俺はある事を思い出した
「あ…あの…Aちゃん…
その…今聞くことじゃないと思うんですが…」
『ん？』
「血のハロウィンの時、Aちゃんは傷口がひらいたって言いましたよね？
でも…俺聞いちゃったんです…
その…場地くんとの会話を…」
『あぁ…』
｢その…自分なりに考えてたんですけど…傷口開いたってのは誰かを庇う為の嘘なんですよね…？｣
俺がそこまで言うと、うーん。と唸りだすAちゃん
そして、数秒後に重そうに口を開いた
『…タケミっちには、隠し事できないなぁ…』
Aちゃんはそう言うと、はぁ…と小さくため息をついた
そして、ポリポリと頭をかくとこっちを向いた
『その通りだよ
この傷は、開いたんじゃない
刺されたの』
「ｯ!誰に刺されたんですか!?」
『…稀咲だよ』
「ぇ…？」
稀咲…？
稀咲に刺されたのか？
だから、あの時誰でもなく稀咲を見つめていたのか？
「何でマイキーくんに言わないんスか!!
今回、稀咲は半間とマイキーくんを繋いだ人物として称賛されてたじゃないですか!!」
『……』
「そんなの…あんまりですよ…」
俺がそこまで言うと、いきなりAちゃんは服の袖をめくり出した
「は？え、ちょ、何して…！」
シャツまで捲りだし、Aちゃんの白い肌が見えた
そして、その白い肌に似合わない傷痕が一つ控えめにあった
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デンプン。(プロフ) - あさん» わわ、嬉しいコメントありがとうございます！ 他にもヒロアカや呪術廻戦も書いてるのでよろしければ見ててって下さい！ ありがとうございます！頑張りますね！ (2022年2月7日 5時) (
レス) id: a6fa002137 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 今日知って一気見しちゃいました！！とても面白いです！更新頑張ってください！ (2022年2月6日 22時) (レス) @page34 id: f76890acca (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - 華さん» お久しぶりです！ ありがとうございます！ (2022年2月6日 2時) (レス) id: a6fa002137 (このIDを非表示/違反報告)
華 - お久しぶりの更新！とっても面白いです！ (2022年2月3日 23時) (レス) @page34 id: a19f9ab121 (このIDを非表示/違反報告)
華 - ですよね！授業中寝たときが一番ヤバいんですけどね〜 (2022年1月25日 23時) (レス) id: a19f9ab121 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デンプン。
| 作成日時：2022年1月1日 0時
