#07 ページ8
Aside
「俺今おまえたちのこと助けに来たんだけど」
「弱い者いじめだ?」
『女でも私は強い。』
「てめぇ俺達のこと弱い者扱いしたのか?こら〜!!」
「いやだって、15人で2人やろうとして…」
「それだったらよ!!1人相手に大勢でその…“ダァ〜サァ〜!!”みたいななんか
言い方があんだろうがよ何で俺たちが弱い前提で登場してんだよこら」
「あっ、それは、すまん」
「俺が空手何段だと思ってんだよ!!」
「知らない」
『知らんな』
「28段だよ〜!!!!」
「段ってそんなにあんのかよ!!」
「いやねぇだろ」
『空手は10段までだわ』
「へぇ、物知りだな」
『え?…へへ、』
伊藤さんみたいなイケメンに言われるとシンプルに照れるんだが??????
「あるよ!!あるわ〜い!!!!」
『声デカ、うるせっ』
「15人くらいな、俺とAで十分すぎるくらいちょちょいだったんだよ」
「おお」
「俺をよ、お前よ、俺を誰だと思ってんだよ」
「誰だよ」
そう言われると、貴志はなんか…こう、なんか気持ち悪い動きをし始めた
片足上げたり、肩を上げ下げしたり、一回転したりでなんかキモい((
「バリバリ喧嘩強い人」
『「いや曖昧!!」』
「○△□✕☆※…!!」
『いや日本語話せ』
「とにかくな、すっこんでろこのうに頭」
そういった途端、伊藤くんが大きい声を上げた
「ああ⁉」
「ん??どしたの?」
『…地雷か?地雷なのか?』
「うにっつってんじゃねえ!この野郎!!」
そう言って貴志と伊藤さんは胸ぐらを掴んで喧嘩し始めた
するとリーゼントくんが言った
「てめぇら!!勝手にやってんじゃねえぞ!!」
『…もう仲間割れでも何でもやってろ』
喧嘩を勝手にやり始めた2人に怒って参戦して喧嘩をするリーゼントくん達
痺れを切らした私はそう言い柵の上に座り、途中でまた買ったいちごオレを飲み始めた
伊藤さんと貴志はずっと目をつぶって拳をブンブンと振り回しているだけで
別にノールックパンチでもないのにノールックパンチだと騒がれていた
「ノールックパンチだよ!!相手を見ずに当てて来やがる!」
そういったリーゼントくんは、こちらを見て言った
「あの女だけでもやって黒髪に強制的に染めてやる!!!」
『うおっと』
殴りかかってきたリーゼントくんを軽く避け、重めの蹴りを入れてやると
思いの外吹っ飛んだごめん
他にも4人くらいが適当に襲いかかってきたので、いちごミルクを飲みながら
蹴りを入れていったり殴ったり急所蹴ったりしといた(
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：冬眠。 | 作成日時：2023年2月9日 20時
