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#12 ページ13

Aside


「悪ぃな、俺は女のケンカには関わらねぇ

帰ってくれ」


そう言った伊藤に、超絶美人の女の子2人が反応して歩いてくる

なんだこれ、奇跡か

いや、はたまた私の運命の糸が反応したのか(((


「そうですか…やっぱりダメですか…」

『私はやるよ!!!!!!!いつでも呼んで!!!!!!待ってるよ!!!!!』

「黒鐘さん…!!本当ですか!!」

「まじでやってくれるんスカ!?なにも聞いて無いのに引き受けてくれるなんて…!」

『いえす!!!!!!!!!…んでちょっと待ってね…

おい伊藤しっかりしろ、気持ちはもうとてつもなく分かるがしっかりしろ』


そう言って隣にいるアホみたいにめろめろになっている顔の伊藤の背中を叩く


「ッハ…!!ああ…ああ!無理だね。

俺が無理なんだ、もちろんAも行かせねぇし」

『いや行くってばなんなんお前保護者ですか???』

「そもそも女はツッパるもんじゃねぇ…」

『おいそれ私にもくるしまずそのアホみたいな顔やめて』


すると、後ろから足音がして貴志が横に飛んできた


「いたいけな女子が困っているのを、見過ごすわけにはいきません」

「あんたは?」

「三橋です、私が…!…」


そして間を開けて、貴志は伊藤の髪の毛をビョンっと触り、私の肩を前から引き寄せて

後ろに体を反って言った


「三橋です」

『近い離れろバカ』

「てめえよ…

ていうかなんでお前Aの肩引き寄せてんだよ!やるならせめて俺にしろよ!」

「やだよ!なんで俺がお前なんかの肩を引き寄せなならんのじゃ!!」

『私が迷惑だからだよ』


そして私達は超絶美人の女の子2人と茶店(サテン)に入った

私がすっげえブスじゃないこれどうしようね()

そんなことはまあ置いておいて、私達は女の子2人から頼み事について聞いていた


「なるほど、君たちの学校に絡みに来る…しつこい男共を追い払ってほしいと」

『白目むくな』


貴志はカッコつけながら白目をむいていつもより大人っぽさを意識して話した

伊藤は一人の1000年に一度しか生まれそうにないお顔の

超絶美人ちゃんに夢中でそっちしか見てないし

そしてその間に私…カオスだしシンプルにキモい←


「はい、お三方は転校早々10人もの不良共をやっつけたと聞きました」

「あんたらなら、奴らを倒せると思って」

「うん、あの…俺らの他にも強えぇやつはいっぱい居るよ

他に…」

「やれると思う」

『おお被せ気味い』

「僕ちん、やれると思います」

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作者名:冬眠。 | 作成日時:2023年2月9日 20時

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