#10 ワンピース ページ11
(最初のルフィとコビーの会話シーンを省いていますが、
二回目からはきちんと書きます。すみません。)
Aside
「てえへんです」
「なんだいうるさいな」
「た…樽が‼」
「バケモンっす‼」
「ああ？」
「「あ…」」
「誰がバケモンだ？」
あるびだ？が金棒を振り下ろす。
別にあんたに言った訳じゃないのに。
可哀想でなんか笑える()
因みに私はと言うと顔を見られないで済んでいたので
隠れもせずナミと作業してます。
「ああ〜！」
代わりに他のクルーが飛ばされちゃった。
可哀想()
ｺﾞﾝｯ
次は金棒が二人の海賊の頭の上(?)に置かれた。
「違いま…樽から出てきた変なやつが」
「もしかしたら賞金稼ぎかも」
「なに⁉」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
No side
＿食料庫にて
「そうですね。そのとおりです。
僕にも樽で海を漂流するくらいの度胸があれば…
ホントは、やりたいこともあるんですけど」
「ふ〜ん。」
「あの、ルフィさんはそこまでして海に出て何をするんですか？」
「ん？俺は海賊王になる！」
その言葉にコビーは驚きで、空いた口が塞がらなかった。
「かか…海賊王に⁉」
「うん」
「本気ですか？」
「本気」
「ていうかルフィさん海賊だったんですか？」
「ああ」
「仲間は？」
「ない。これからAが仲間になって他も探すところだ。」
「んが…」
流暢に質問に答えていくルフィに対して、未だに信じられないようなコビー。
口を大きく開けたままルフィが目の前で手を振っても動かないと思えば、
急に力説しだした。
「か…か…海賊王っていうのはこの世の全てを手に入れた者の称号ですよ⁉
富と名声と力のひとつなぎの大秘宝＿ワンピース＿を目指すってことですよ⁉」
「ああ」
だが、その力説をしている間も、ウンウンと頷きながら聞いているルフィは
にこやかに答えた。
「ああって、世界中の海賊がその宝を狙ってるんです」
「俺も狙う」
「ムリですムリムリムリムリ絶対ムリ！ムリに決まってます‼
この大海賊時代の頂点に立つなんてできるわけないですよムリムリ‼」
ﾊﾞｺｯﾊﾞﾀﾝｯ
「どうして殴るんですか？」
「なんとなくだ」
「でもいいや、慣れてるから。へへへへ…エヘヘ…」
その後に、ルフィは帽子を押さえていった。
「できるかどうかじゃない」
「え？」
「なりたいからなるんだ」
「…え？」
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作者名：冬眠。 | 作成日時：2022年12月15日 15時
