ep.34 ページ34
私は鬼の形相のような海斗くんに促され、彼の部屋に招かれた。
こんな形でも男の子の部屋に入るなんて初めてだ…
「ご、ごめん急に来ちゃって…」
海斗「いいですけど、今度から来るなら言ってください…めちゃめちゃ油断してた。」
少し顔が赤いのが可愛らしいとか思ってしまった。
こうしてみると普通に話せるけれど、ちゃんとこの間のことを謝らないとダメだよね
「あの…この間はごめんなさい!」
海斗「…え」
「海斗くんは気遣って言ってくれたはずなのに…私意地ばっか張って酷いことを…」
私が頭を下げると、海斗くんは下から私の顔を覗き込んできた。
「…っ!?///」
海斗「頭上げて?別に気にしてないですから」
「う、嘘だー!」
海斗「嘘じゃねぇわ」
だって…
「じゃあなんで…サークル来なかったの?」
海斗「それは……」
ほらやっぱり…私のせいだよなぁ
海斗「俺がいると、先輩が居心地悪いと思って…」
「え?」
海斗「俺こそすみませんでした。先輩の気持ち考えないで…偉そうに言って」
「い、いやいや!!今回のは全面的に私が悪いんだし、別に何も感じてないよ!」
海斗「…ほんとに?」
そうだよ…。
気にはなっていたけど、何も感じなかった。
何も感じられないの。
「うん…」
ごめんね…。
海斗「…じゃあ、教えてください」
「え?」
彼は至って真剣に、私の秘密に手を伸ばした。
誰にも言えないことなのに…
本当…君は分からない。
海斗「先輩がなんで…笑うのか」
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ステラ(プロフ) - 最高です!!めちゃくちゃドキドキしちゃう…一気に読んでしまったァァァァァァ!!続編いきますっっ!! (2021年11月23日 0時) (レス) @page50 id: 3475edfef8 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - この作品やばい。めっちゃ好きだ!!!続きが最高に気になります! (2021年10月31日 9時) (レス) @page40 id: ca602b2456 (このIDを非表示/違反報告)
セピ力(プロフ) - 月璃狐@サブ垢さん» いつも優しいコメント嬉しいです!これからもよろしくです! (2021年10月22日 19時) (レス) id: 4dfc759775 (このIDを非表示/違反報告)
セピ力(プロフ) - suffron*さん» 初コメありがとうございます!嬉しい!これからもよろしくです!! (2021年10月22日 19時) (レス) id: 4dfc759775 (このIDを非表示/違反報告)
月璃狐@サブ垢(プロフ) - 新作おめでとうございます!!もう新作通知来る度にワクワクしてます!ほんとにね、愛してると言っていいほど好きです((これから応援してます!無理をしない程度に更新頑張ってください!あと今のご時世なので御体にお気をつけください! (2021年10月22日 8時) (レス) id: 58020de72d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セピ | 作成日時:2021年10月20日 23時