『東京卍會 零番隊 隊長にはある因縁があるみたいで』 【東京卍リベンジャーズ】

■"EP.244 ページ5

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こいつは何を指さしてんのさ！




ふと、目線を下げるとそこには黒の文字で“長”と書かれた赤色のピンバッジが私の制服に刺さっていた。





ん？何これ？

ふと、目の前の相手の制服にはない。







ん〜〜〜？？




あ、学級委員長って私じゃん



そうだよ、何かみっくんが男子の学級委員長に推薦されて好きな女子選んでいいとか言われたから、みっくんが私を選んだんだったよ。



別になりたくてなった訳じゃないからすっかり忘れてたわ









「ほら、早く行こ」


『ぇ、いや…私、この後予定が…
それに校内とか地図見ればわかr…』









半ば強引に、腕を引っ張られそのまま廊下まで連れてこられる。







ちょっとちょっと。

話を聞きなさいよ




あんた、耳ないの？










『確かに学級委員長私だったけど、めんどくさいからやだ
他の子に頼めばいいじゃん』









そうだよ、あんた

めっちゃ女子たちに囲まれてたじゃん




その子たちに頼めば解決じゃん










『じゃ！』



「待って！」



『まだ何か？』



「俺はAに案内してほしい！」



『……』









いや、案内してほしいもしてほしくないも私の気持ちも聞いて？





てか、こいつどさくさに紛れてさっきから名前で呼んでやがる。


しかも、呼び捨てとかマジかよ










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