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最後にジュンがミンギュからガーリックちゃんを受け取りセルカ撮影。
本当に絵になるジュン。
ジュンがそのままガーリックちゃんをテーブルの上に、ぽんと置いて戻ってくる。
「なに?」
にこにこ笑うAがそこに立っていて、驚くジュン。
『やっぱりジュニオッパ大好き』
「お?おお、サランへA」
軽くハグをして歩いていくAの後ろ姿を見て不思議そう。
「left &rightの収録に行ってきます!クリスマスおめでとうございます!」
「…ん。メリークリスマスか。おめでとうございますは変だよね。メリークリスマスー!」
いつものジュンワールドで、ほっこり。
その後声をどこで掛けるかで話し合う、ドギョムとホシ、ディノにウジ。
楽しそうに踊りながら声を考える姿にニコニコのA。
メイクヌナにリップを塗り直してもらい、グロスものせてキラキラに。
『見てみて』
と、ウジに唇をアピールしに行く。
ウジはしばしAの唇を見つめた後、耳元で何か囁く。
Aが途端に顔を赤くしたから、カラット達は静かに興奮した。
眠気と戦うジョンハンとインタビューするドギョム。
その隣に座っていたのがウジとAだ。
ウジがパトラッシュの物語に出てくる少年のようだと、可愛がる2人。
ウジは目に何かが入ったから痛いと、目をぱちぱち。
大丈夫?と気持ちのこもってないジョンハンの声がして
気持ちがこもってないなと笑うウジ。
「えーい、俺が出来ることないじゃん」
と答えるジョンハンと心配そうに顔を覗き向むA。
『オッパ、こっち向いてよ』
大人しくAの方を向く。
ウジの左目をよく見ようとAが体も顔も近づける。
「見えないだろ?」
『んんー?』
「…なんか近い」
『近づかないと見えないよ。ほら手どけてよ』
目を擦ろうとするウジの手を掴んで、自分の膝の上に下ろしたA。
ウジも大人しくAの太ももに手を乗せたままだ。
「えーい!ウジヤ!ヒョンが見てあげよう!」
それをみたジョンハンが立ち上がると、
「もう痛くない」
ウジがまだ目をパチパチさせながら答えた。
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作者名:蘭 | 作成日時:2021年12月5日 17時