うちのマンネは天真爛漫3 (ページ37)

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Aがまた僕を引き寄せて抱きしめたら、
テラスのドアが開いてメンバー達がなだれ込んできた。

僕もAも笑いが止まらないし、
なぜかAは躍起になって僕を離そうとしないから
僕たちを引き剥がそうとするメンバー達としばらく揉み合いになった。

ジョンハニヒョンが僕の肩を抱いて、

「ドギョマー俺のこと嫌いなの？」

だなんてまたふざけて行ってくるし。

Aはホシヒョンにぐらぐら両肩を揺らされて、小言を言われてるようだ。
それをボノニがやんわりと体を入れて助けている。
お前はやりすぎたよ！って、今度はヒョンがウジヒョンに怒られてる。

Aは、屋上から空を指さしてジュニヒョンと何かを追いかけている。
不思議だ…

クプスヒョンとジスヒョンはベンチに腰掛けてるし、
ウォヌはディノと飲み物を飲んでいて、
スングァニはジュニヒョンとAの背後に近づいて驚かせていた。

みんなを見て笑っていたら、ミンギュとミョンホが僕の背中をバシッと叩いた。
2人の顔を見たらまた涙が溜まってきた。
僕の顔をみて2人は笑って、そしてぎゅっと抱きしめてくれた。

『オッパちょっと離れてっ』

いつの間にかまたAが側に戻ってきていて、
ミンギュとミョンホを掻き分けている。

「なんで？嫌だよっ」

ミョンホがわざとAに意地悪を言ったから、頬を膨らませてミョンホに体当たりをしてるA。
そんなAを後ろからホールドして、軽く持ち上げて
そのままクプスヒョンの側連れて行ってしまうミンギュ。

『ソクミニオッパぁー！』

嬉しそうなクプスヒョンに抱きしめられながら、抵抗するAが可笑しくて可愛くて。

「ヤー、なに暴れてるんだよ」

ヒョンが呆れる声が聞こえた。

そのあとは笑いすぎて涙を流しながら、
僕を気にかけてくれてこうして駆けつけてくれるメンバー達と。
僕を必要としてくれるメンバー達と。
こんな風に空の下でずっとずっと一緒に居たいって。
また強く思ったんだ。