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「あ、起きた」

「チャニもAもなんでこんなとこで寝てるの?風邪ひくよ?」

「ずるいな…」


ミンギュヒョン、ミョンホヒョン、ソクミニヒョンがしゃがんで僕達を囲んでいた。
びっくりしたー。
まだ他のヒョン達は来てないみたいだった。

ミンギュヒョンは僕とAの繋がれたままの手をぺしっと叩いて、手を引っ張った。
そしてちゃっかり自分の手とAの手を繋いだ。

ミョンホヒョンは心配そうに僕たちを見ていて、
僕の頬に触れた。


「冷たくなってるよ」


「大丈夫だよヒョン、ありがとう」


ソクミニヒョンはAを起こさないようにそっと髪を撫でていた。


「やっと寝れたんだな」


ぼそっとミンギュヒョンが呟いたから驚いた。

そのあと僕と目があったけど、何も言わずに
ヒョンは僕の頭を撫でてくれた。


『……ん』


Aが目を覚ましたようで、僕の膝の上から頭を上げた。


『あ、よだれ垂れてた…』

「っおい!嘘だろ」

『嘘だよぉーん』

「なにその嘘」

『ありがとうチャニの太もも』

「そこにお礼言うのおかしくない?」

『ありがとう、チャニ?』

「うんうん、それでよし」


目を擦りながらも冗談をいうAにツッコミを入れながら、顔色はさっきよりも良くなったなと安心する。


『あれ?ミンギュオッパ…手繋いでくれてたの?』


「A」


ミンギュヒョンが何か言おうと口を開きかけた時に、ミョンホヒョンが被せるように声を上げた。
あ、わざとね。


「よだれ、ほんとについてるよ』


そう言って、にっこり笑ってAの口元に親指で触れる。

Aは顔を少し赤くして、びっくりしたように固まった。


『ほんと!?』


ミョンホヒョンはクスッと笑った。


「嘘だよ、Aは可愛いよね」



僕も、ミンギュヒョンもソクミニヒョンも顔を顰めてミョンホヒョンをじーっと見つめた。

おい!Aはなんでそんなに照れてるの?
ミョンホヒョンに可愛いって言われたからってそんなに赤くなる必要ある!?
さっきまで誰の膝の上で寝てたと思ってるの?
それからミンギュヒョンはいつまでAの手を握ってるの?
うわぁあ!ソクミニヒョン…
いつの間にかAを後ろからハグして肩にあごをのせてるのなんですか…
侮れないヒョンたち…



あれ、僕は何でこんなにイラついてるんだ…

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美紀(プロフ) - K-POPグループ大好きです最高ですコロナと最近温度差がすごいので体調などにも気をつけてくださいね (2022年7月2日 9時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - かちゃさん» お返事遅くなり申し訳ありません!優しいお言葉ありがとうございますー。嬉しいですー。好きになった勢いのままですので、彼らにはめちゃくちゃしてもらっています(笑)また読んでいただけると嬉しいです。ありがとうございます! (2021年11月6日 13時) (レス) id: 7b16d9cf4f (このIDを非表示/違反報告)
かちゃ - 一気に読ませて頂きました! メンバーに可愛がってもらってるマンネヨジャ最高です!!メンバーの行動も想像がつきます(笑)これからも更新楽しみにしています! (2021年11月4日 16時) (レス) @page37 id: bf00699301 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年10月20日 21時

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