うちのマンネは天真爛漫

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『なかなか締まってるでしょ！』


自慢げな顔をしているAが可笑しくて、顔が緩むウジ。

立ち上がり、Aの前に立つとそのお腹にスルッと両手を伸ばす。


「まだまだ」


『そう？いい感じじゃない？』


「自分で思ってる内はだめだろ」


ウジが少し力を入れて自分にAを引き寄せる。
手は腰やお腹に触れたまま。


『オッパのは？見たい』


ウジの服を捲り上げようとするAの頭をぺしっと叩いた。


「ぱぼ」

『え？なんで！？今私の見たでしょ』

「勝手に見せてきたんだろ」

『ケチ！』

「はぁ…ほら、A」


拗ねてしまったAの手を掴んで、
ウジの服の裾を握らせる。


「自分で見たら？」

ニヤッと笑ったウジ。


『あっ…オッパ…それならちょっと待って』



そう言ったAがポケットから取り出したのはスマホ。


「…お前、それどういうつもり？」


Aの手も腰も、握ったままのウジが軽く睨むようにスマホを見る。
Aはカメラを構えるかのようにウジに向かってスマホを向けている。



『うぇ？あぁ…ジョシュアオッパにも送ろうかなって思って(笑)』


「ほんとバカ」


呆れたように笑って、Aのスマホを自分のポケットにしまった。
その笑顔はとても甘い。
そのままAの手を引いて、作業室を後にした。

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