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宿舎に帰ってきてから、ウトウトしてたみたいだった。
気がつけばリビングには誰も居なくて、体にはブランケットがかけられてた。
シャワーを浴びたかったから、浴室に向かう。
髪をタオルドライしながら出てくると、
そこにAが壁にしゃがむように座っててびっくりした。
「っ！うわ、びっくりした！」
『えへ、ごめんオッパ』
パジャマを着て、寝る準備万端なAはあどけなくて可愛い。
瞼の上がまだ赤い気がして、一瞬気まずく思った。
「…どした？起こしちゃった？」
『ううん。オッパに謝りたくて…待ってた』
俺もしゃがんで目線を合わせると、
うるうるとしたその瞳と目があった。
なんでこんなに可愛いんだ？
それから自分のじゃない甘い香りがして、眩暈がした。
「ここで話す？リビングにいく？」
キョロキョロと廊下を見渡す。
きっとウジは作業室にまた戻っただろうし、
スングァニもジョンハニヒョンも寝てるかもしれない。
『オッパの部屋にいく』
……あぁ。そんな下から俺を見つめないで。
「いいよ」
タオルをカゴに投げ入れて、部屋へと向かった。
「どうしたの。大人しい」
いつもスングァニと口喧嘩したり、みんなに甘えたり、笑ってるAとは様子が違った。
いつまでもドアのところで立ったままだったから、手を引いてベッドの上に座らせた。
「今日はごめんな。本番前に泣かせちゃって。今も…泣いてた？」
Aの手を繋いだまま、向かい合わせになる。
反対の手でその瞼にそっと触れるとくすぐったそうにした。
『大丈夫。オッパごめんなさい』
「オッパ寂しかったよ」
あははとふざけるように笑ったら、ぎゅっとした感覚。
『あはは、もう、どうしたんだよ』
Aが俺に抱きついてた。
首元を真っ赤にしながら。
『オッパの事…好きだから。かっこよすぎて…泣いたの』
「ちょ、は？嘘だろ？」
『嘘じゃないもん』
「嫌だから泣いたのかと思ったけど」
『オッパにされて嫌なことなんてないもん』
『私がオッパの事好きなのまだ分かんないの？』
顔をあげたAをみて息が止まりそうになった。
また目には涙が浮かんでて、顔を赤くしてるけど
なんだか表情がセクシーで。
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美紀(プロフ) - K-POPグループ大好きです最高ですコロナと最近温度差がすごいので体調などにも気をつけてくださいね (2022年7月2日 9時) (
レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - かちゃさん» お返事遅くなり申し訳ありません！優しいお言葉ありがとうございますー。嬉しいですー。好きになった勢いのままですので、彼らにはめちゃくちゃしてもらっています（笑）また読んでいただけると嬉しいです。ありがとうございます！ (2021年11月6日 13時) (レス) id: 7b16d9cf4f (このIDを非表示/違反報告)
かちゃ - 一気に読ませて頂きました！ メンバーに可愛がってもらってるマンネヨジャ最高です！！メンバーの行動も想像がつきます（笑）これからも更新楽しみにしています！ (2021年11月4日 16時) (レス) @page37 id: bf00699301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭 | 作成日時：2021年10月20日 21時
