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「もうホシヒョン!何やってんの」
ミンギュが声を上げると、こっちを見つめていたジョシュアヒョンがさっと立ち上がった。
「あー。もうスニョンはだめだって」
Aの肩を抱いて、頭をそっと撫でてる。
なんで?
「よしよし、A」
ミンギュも背中をさすっていてる。
なんでだよ。
Aはジョシュアヒョンに慰められて、少しずつ涙が止まってきたみたいだ。
「A泣かないで?」
『うん…ごめんなさいジスオッパ』
さっきまでこの手のなかにあったAの細い体も、小さな手も今はジョシュアヒョンの中にあって、俺の体はサーっと冷気が降りたように冷たくなった。
「なんで?」
俺の声に3人が顔を上げて俺を見た。
ミンギュの表情が固まったのが分かった。
「そんなに俺が…嫌なわけ?」
好意を持たれてる、と少しでも自惚れてた自分がバカみたいじゃないか
Aの目がまた大きく見開かれて、眉も悲しそうに下がった。
『そんなこと…』
「スニョン。そんな事、冗談でも言うなよ」
ジョシュアヒョンが、真っ直ぐ俺見つめてそう言った。
「ごめん…」
その時、SEVENTEENさんお願いします!と声がかかって、なんとも言えない空気が流れたけど。
慌てて楽屋を出た。
Aはジョシュアヒョンにメイクヌナのところへ連れて行かれたようだった。
.
スタジオに現れたAはいつものAだった。
ミンギュもジョシュアヒョンもいつも通り。
ヒョンをチラチラみていたらこっちへやってきて、
何も言わずに手を出してくれたからハイタッチした。
Aも、じっと俺を見つめてるからカメラチェックの時に肩を組んだ。
びくっと体を一瞬震わせていたけど、無視した。
その後のAのテンションがなんとなく上がった気がしたけど。
本番も何パターンか撮影して問題なく終わった。
あんなに泣いてたのに、それを微塵も感じさせないほど練習通りの、いやそれ以上のパフォーマンスをしていて小さく舌を巻いた。
髪が揺れて、メイクがキラキラ光って、
額に滲む汗も綺麗で、はぁはぁと肩で息をするその姿が圧倒的だった。
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美紀(プロフ) - K-POPグループ大好きです最高ですコロナと最近温度差がすごいので体調などにも気をつけてくださいね (2022年7月2日 9時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - かちゃさん» お返事遅くなり申し訳ありません!優しいお言葉ありがとうございますー。嬉しいですー。好きになった勢いのままですので、彼らにはめちゃくちゃしてもらっています(笑)また読んでいただけると嬉しいです。ありがとうございます! (2021年11月6日 13時) (レス) id: 7b16d9cf4f (このIDを非表示/違反報告)
かちゃ - 一気に読ませて頂きました! メンバーに可愛がってもらってるマンネヨジャ最高です!!メンバーの行動も想像がつきます(笑)これからも更新楽しみにしています! (2021年11月4日 16時) (レス) @page37 id: bf00699301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蘭 | 作成日時:2021年10月20日 21時