うちのマンネは天真爛漫

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まだなんか言い合ってる？
いや、でもそういえば俺とも喧嘩した事あった。
ほんと気の強いマンネだから(笑)
一回や二回じゃないからねー。

スンチョリヒョンが言ってた？
俺の目が羨ましいって、Aは言ったんだよ。
トレードマークの10時10分！
俺からしたら、今にも落ちてしまいそうなくらい大きな目のAが可愛いけど。
って答えたら、なぜか顔を真っ赤にして怒ってしまった事があった。
メンバーみんな爆笑したけど、Aだけは目をうるうるさせてスンチョリヒョンに抱きつきに行くから、俺が褒めたのにその態度なんだよ！って言い合いになったんだった…

そういえば大体俺が褒めた時に喧嘩？言い合いかな？になってたかも。なんで？(笑)

でも、めちゃくちゃ可愛い俺たちのマンネなんだよ。





この間の事。

メイクもヘアセットも終えて、出番まで楽屋で待機していた時。


紫のスーツでみんな揃えて、俺はほとんど白に近いような髪色をしてた。
メンバーそれぞれリラックスしているようで、
ガヤガヤうるさいし賑やか。
Aも準備を終えて、俺の向かい側にミンギュと座って何か話してた。

ミンギュは、ほんっとうに嬉しそうにデレデレしてAと話してて、見てて笑えるくらい。
とにかくどこかに触れていたいのかAの膝の上に手を置いてるのを、ずっと見てた。

Aが自分の目を指差して何か言うと、ミンギュは顔をぐっと近づけてその目を覗き込んだ。


あー(笑)わりとミンギュはガチめでAを見つめてる気がするけど、生憎それに気がつくAじゃないから、突然パッと俺の方を向いた。



『ホシオッパ』


唇を尖らせて、拗ねたようにそう言ったA。

高い位置で結ばれた髪が、Aが動くと同じように揺れている。


「なに？(笑)」

『呼んだだけ』

「まだ俺みたいな目になりたかったの？」

テーブルを挟んで、ほとんど目を閉じてるくらいわざと目を細くしてやる。


『もー！またオッパはその事言う』


「今日はカラコンも入れてるよ」


俺なりに目を大きくして、ニヤッと笑ったら
それを見てたAは顔を真っ赤にさせた。


『オッパ…似合ってる…』

『かっこいい…』


隣でミンギュが呆れたような顔をした。


「俺の方がかっこいいと思うけど？」

『ミンギュオッパは静かにしてて？』

天使みたいな笑顔でミンギュを見上げて笑ってるA。


ミンギュはぎこちなく笑ったあと、俺を真顔で見つめた。
なんだその顔は！

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