いつかのテヒョンの話(ジミン目線) ページ46
『ジミナー！』
「わっ」
「え？ヌナ？(笑)」
『…あれ、ジミナ？』
僕の名前を呼びながら走ってきたヌナが、
あろうことか僕の目の前に立っていたヒョンに後ろから抱きついていた。
ヌナは、大きな目をカッと見開いて抱きついた体勢のまま目の前の僕と、僕だと思っていたヒョンの顔を横から見比べている。
『わぁっ、ごめんなさい！』
ヌナが慌てて離れたそのヒョンはiKONのキムジンファン。
ジナニヒョンだった。
「わぁ、Aヌナじゃないですか。大丈夫ですよ。むしろ嬉しいです」
「ヒョン、あにあにダメですよ」
ふにゃっと笑って、手を伸ばすジナニヒョンから
ヌナを守るため！
ヌナをがっちり抱きしめた。
『ごめんなさい、髪色も後ろ姿も似てたから間違えちゃった』
そう言えば同じような赤髪だけど、身長は僕の方が高いぞヌナ！
『ごめんね、ジミナ』
「いいよ、許す」
至近距離で下から見上げられたら僕はなんでも許します。
『勢いよく走ってたから…ケガしてませんか？』
「あはっ、大丈夫ですよ。僕も男なんでAヌナならいくらでも抱き止められます」
ヌナはぽかんとしてジナニヒョンを見つめてる。
『(ジミナ…ジンファンさんめちゃくちゃかっこいいね)』
「(ヌナ、何言ってるの。騙されちゃだめ)」
「ふふっ(笑)またゆっくりお話ししたいですヌナ」
『はい、もちろ「はい！勿論僕たちも一緒にお願いしますねー」
「なになに、ジナニヒョンと話してるの？僕も仲間に入れてよ」
バタバタ走ってきたテヒョンアがそのまま会話に入る。
ジナニヒョンは笑いながら頷いて
「はいはい」
そう言いながら、ヌナを見つめて可愛く手を振ってた。
危険なヒョンだ…
自分が可愛いことを分かってる。
僕がこんな事誰かに言う時がくるなんて！
このヒョン、相当あざといぞ！
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らん(プロフ) - 桃さん» 桃様、温かいコメントをありがとうございました。そんな風に楽しみにしていてくださる方がいてくださったことが本当に嬉しいです。優しいお言葉ありがとうございました！また50話まではお話を追加しようかな？と思ったりしているので、また見ていただけたら嬉しいです。 (2021年10月7日 14時) (
レス) id: 7b16d9cf4f (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - 完結までお疲れ様でした！本当に大好きな作品でどうなるかと毎回更新を楽しみにしていました。コンサートのサプライズあたりから、ずっと幸せな時間だなと嬉しく読んでました。ジンくんファンなのでめちゃくちゃ幸せな気持ちで終われました！ありがとうございました！ (2021年10月6日 23時) (レス) @page36 id: 5e880d0a3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭 | 作成日時：2021年9月25日 19時
