いつかのテヒョンの話 ページ45
ヌナとヒョンの結婚するずっと前。
とあるバラエティ番組で、
僕とジミナとヌナとが他のアイドルグループ達と共演した時があった。
それぞれチームに分かれて、鬼ごっこをしながら水鉄砲で相手チームを濡らしていくというもの。
お腹に濡らされてはいけない印をつける。
運良く僕とヌナは同じチームになった。
ヌナは同じチームになった、ヨジャアイドルさん達と嬉しそうに話をしている。可愛い。
ヌナは僕たちが完全ガードしてたから、他のアイドル、特にナムジャ達とは接点がほとんどない。
なぜかあるのはSEVENTEENたちだけ。
なんでそこと繋がりがあるのか未だにわかんない時がある。
今日はそこのスングァンも同じチームだ。
「スングァン」
「はいっ、なんでしょうか。テヒョニヒョン」
「なにそれ(笑)」
「ミンギュヒョンに、テヒョニヒョンには最大の敬意を払えと言われているので！」
「そんなのしなくていいよ(笑)もう笑ってるじゃん」
「すみません(笑)」
「今日スングァニがしないといけないのはただ一つ！Aヌナを守れ」
「はい！ヒョン了解です！」
「よし！それでこそ俺の弟」
にやぁっと嬉しそうに笑ったスングァンが可愛くて、少しだけ小さい弟の頭を撫でた。
撮影が始まるとそれはそれは楽しくて、
びしょ濡れになりながら走り回った。
ヌナも僕も笑いすぎて全然打てず、スングァニが叫びまくっていた。
「ヒョン！ヌナぁ！こっちだってばー！」
どこにいても苦労する年下は変わらないようだ。
撮影が終わり気がつくと、ヌナの姿が見えなくてキョロキョロと探す。
少し離れた先で、パタパタと走るヌナを見つけた。
その先には違うチームになっていたジミナが、チームのメンバー達と楽しそうに話していて
あぁ、ジミナの所に行くんだなとスタッフから差し出された水を飲みながら見ていた。
『ジーミーナーっ』
走った勢いのまま、ヌナは後ろから抱きついた。
赤髪のその後ろ姿。
僕は飲んでた水を思わず口から吐き出した。
ちょっ！ヌナぁ！
「うわっ！テヒョニヒョン…ひど…」
スングァンに水が掛かったことなど気づきもしなかった。ごめん。
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らん(プロフ) - 桃さん» 桃様、温かいコメントをありがとうございました。そんな風に楽しみにしていてくださる方がいてくださったことが本当に嬉しいです。優しいお言葉ありがとうございました！また50話まではお話を追加しようかな？と思ったりしているので、また見ていただけたら嬉しいです。 (2021年10月7日 14時) (
レス) id: 7b16d9cf4f (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - 完結までお疲れ様でした！本当に大好きな作品でどうなるかと毎回更新を楽しみにしていました。コンサートのサプライズあたりから、ずっと幸せな時間だなと嬉しく読んでました。ジンくんファンなのでめちゃくちゃ幸せな気持ちで終われました！ありがとうございました！ (2021年10月6日 23時) (レス) @page36 id: 5e880d0a3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭 | 作成日時：2021年9月25日 19時
