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486. ページ36

手に持ったペットボトルが、大きな音を立てて落ちた。

ハッとすれば、事務所の自動販売機の前で。
買ったばかりのペットボトルが手をすり抜けて居た。

転がったその先で、それを拾い上げてくれたのはディノだった。


「…ヒョン大丈夫?」

眉を顰めてディノが俺を見つめている。

「あぁ悪い、ぼーっとしてた…」

髪をかきあげてペットボトルを受け取る。

ディノの表情はまだ晴れずに俺を見ていて。


「傷つけたままにするならもう返してよ」

「…え?」

思わず聞き返せば、冷たい瞳のディノと目が合う。


「Aはヒョンといる事を選んでるのに、何を逃げてるわけ?...怖いの?」


だんだんとディノの声が大きくなり、その表情へ怒りが含まれていく。


「ヒョンじゃなきゃダメなのに!Aが悲しんでるのが分からないの!?分かるでしょ!?なんで避けてるの?Aが…」


「…お前に何がわかるんだよ!」


思わず声を荒げれば、ディノは驚いたのか少し目を丸くした。


「分からないよ!僕は分からない!なのにAに何も言わないのは違うでしょ!?」
「思ってる事があるならいいなよ!遠慮するなんてヒョンらしくない!」


「俺らしいってなんだよ。俺だって…!」
 
その時グッと腕を引かれて、振り返った。


「ヤー、お前らこんなとこで何言い合ってるんだよ。静かにしろ」

ぶわっと甘い香りが広がって、そこにいるのがクプスヒョンなんだってすぐにわかった。

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犬飼いたい(プロフ) - 待ってましたー!!ほしくん!!すにょくん!!!えんだああああああああーーーいやああああ〜•*¨*•.¸¸♬︎ (6月13日 21時) (レス) @page49 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - piさん» 気がつけばこんなに時間がたち...お待たせしています。コメントへのお返事も遅くなり申し訳ありません!温かいお言葉が嬉しいです!ありがとうございました!終わり?終わりじゃないような…まだお話はありますのでまた読んで頂けると嬉しいです。 (6月13日 18時) (レス) id: 7b16d9cf4f (このIDを非表示/違反報告)
pi - 更新嬉しすぎます!ずっと待ってましたー!らんさんのペースでまた更新していただけたらと思います!展開が楽しみ、、、、! (2023年4月30日 23時) (レス) @page41 id: c3810fc1ba (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - あんぱんはこしあん派さん» わー待っていただきありがとうございます!ノロノロ更新なのに書きたい事はいっぱい、なのにお話が纏まらない!のでお時間を頂いています。地道に更新しますのでどうかよろしくお願いします🎵 (2023年4月25日 0時) (レス) id: bcb7f3d2b3 (このIDを非表示/違反報告)
あんぱんはこしあん派(プロフ) - ホシくん頑張れ。。 (2023年4月24日 23時) (レス) id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年11月5日 15時

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