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「宿舎とは全然違うね」
ミンギュはキッチンでお湯を沸かしていた。
テイクアウトしたケーキを冷蔵庫にしまう。
「あれ、ヒョンが来てたのかも。おかずが入ってる」
ミンギュはスマホを取り出して電話をかける。
Aはリビングを観察する。
家族とメンバー達の写真が飾られているし、
センス良く観葉植物も並んでいる。
大きなソファーに座ると、そこになぜかNetflixのマークの四角いクッションがあった。
「…ヨボセヨ？ヒョン、こっちに来てた？あぁ、マンションの方」
「うん。今居る。Aと出かけてたから、Aも連れてきた。ヒョンにお土産買ったけど、宿舎に持って行こうか。えっ？やめて、戻ってこないで」
キッチンで動きながら電話するミンギュは、
嬉しそうに笑って話している。
Aはそんなミンギュをカウンターから見つめた。
ん、と差し出されたスマホを受け取ったA。
『ヨボセヨ？オッパ？』
低くて甘い声が電話から聞こえて、Aもクスクスと笑った。
なんで俺のいない時なの？
俺にお土産だって言ってるけど、それミンギュの口実だから。
オッパがいない時に来てごめんね、と謝ればウォヌは電話口で捲し立てるようにそう言った。
ミンギュが笑いながらスマホを受け取って、
テレビ電話に切り替えた。
ミンギュはまるで見せつけるようにAを後ろからハグして、悪戯っぽく笑っている。
ウォヌは黒縁の眼鏡をかけて、実家で過ごしているらしかった。
「ヤー、ミンギュ。お前がそんなやつだとは」
「なに！ヒョンのその言い方は語弊があるよ」
「Aもなんで今日に限ってそっちに行ったんだよ」
『えー？だって招待されるとは思ってなかったもん。Aもびっくりだよ。すっごく素敵な部屋だね』
「ミンギュの罠だよ」
『オッパ、ミンギュオッパが美味しいカフェのマカロン買ってくれてたよ？』
「それほんと口実だからな」
『オッパ今日帰ってこない？明日なら会える？』
「…明日に絶対帰る」
Aの帽子を取って、髪を手櫛で整えてAにぴったりくっつくミンギュは、ふふふと笑った。
「ミンギュヤ、やめろよそれ以上は」
「え？ヒョンなんて？聞こえない。あれ？聞こえないけど」
「バカミンギュ」
ウォヌとミンギュが笑って、通話をミンギュが終了させた。
『ウォヌオッパ面白い』
ニコニコ笑って顔を上げると、ミンギュはまだ後ろからくっついたまま。
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らん(プロフ) - piさん» いつもコメントありがとうございます(;_;)リアルセブチちゃん達に魅了されて更新が滞っておりました。それでも見ていただいて嬉しいです。お礼を言うのはこちらの方です！ありがとうございます！！ (2022年6月1日 20時) (
レス) id: 7b16d9cf4f (このIDを非表示/違反報告)
pi - 更新嬉しいです〜（ ｉ _ ｉ ）ディノちゃんとのやり取りの可愛さにニヤニヤしていましたが、最新のスンチョルさんの破壊力がやばすぎまして、らん様の書く紅一点ちゃんの振り幅にぶん回されております（？）本当にありがとうございます.......長文失礼しました.... (2022年5月31日 0時) (レス) @page41 id: 60c22372dc (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - piさん» お久しぶりです！お返事遅くなり申し訳ありません(/ _ ; )いつもありがとうございます♡♡スンチョルさんのキデキデが大好きで、言われてみたいセリフ盛りだくさんでキュンです。それがちょっとでも表現できていれば嬉しいです！ありがとうございます！ (2022年4月16日 20時) (レス) id: 7b16d9cf4f (このIDを非表示/違反報告)
pi - お久しぶりにコメントします！移行おめでとうございます！スンチョルさんエピめちゃくちゃ嬉しいです....；；ちょっとのすれ違い、、きゅんきゅん、いやぎゅんぎゅんしました、、、また更新楽しみにしてます！ (2022年4月13日 16時) (レス) @page18 id: 60c22372dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭 | 作成日時：2022年4月4日 17時
