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『鼻が食べたいの？花？花のケーキ？変なオッパ』
「あーっ、もう、違うって」
Aの耳元に顔を近付いて、小さな声で囁く。
「…Aが食べたいって事」
ミンギュはそう言った後、わぁぁと1人で騒いでいて恥ずかしそうにしている。
けれど顔を覆った手のひらの隙間から覗く表情は、ニヤッと笑っていていたずらっ子のようだ。
Aは一瞬ぽかんとした顔をした後。
小さな左腕の腕時計を見つめて、またミンギュを見上げた。
『オッパ、さすがにこの時間にそれは恥ずかしいね？』
「っっ、あぁー！わかってる！」
苦笑いするAに、恥ずかしさに悶えるミンギュ。
照れを隠すように後ろからAを抱きしめる。
『恥ずかしいならなんで言ったのー』
クスクス笑いが止まらないA。
「あぁもう、そんな風に言うなよ」
『あははは、オッパ可愛いねぇ』
「…だってAが好きだからじゃん」
『へへへ、オッパ大好きだよ』
「うわ。やめて。それは今言わないで」
『なんで？』
「ほんとに食べたくなるから」
Aの首筋に顔をうめるようにして照れていたミンギュは、耳元でそっと囁いた。
ゾクっとするようなセクシーな声色は、
Aの顔を赤くさせた。
『っ、もうオッパ…早くケーキ選んで！』
「はいはい、分かってる」
甘い笑顔を浮かべてAから離れたミンギュは、今度こそ真剣にケーキを選んだ。
Aはケーキを注文するミンギュをじっと見上げる。
黒髪がふわふわと波打っていて、とてもよく似合っていた。
「ありがとうございます」
そう言ってミンギュが、ケーキが入っているであろう箱を受け取っている。
『あれ、ここで食べていかないの？』
「テイクアウトにした」
『そうなの？それでお土産も？』
「うん。このマカロン美味しそうだったから、ウォヌヒョンに食べてもらいたくて」
ミンギュはそう言って、店のドアを開けてAを外へ促す。
『…じゃあもう帰る？』
「え、なんで」
『ウォヌオッパに届けないと』
「あぁ。それは大丈夫」
『ほんと？ならケーキどこで食べるの？』
「俺の家」
隣を歩くAの肩を抱き寄せて、嬉しそうにミンギュは笑う。
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らん(プロフ) - piさん» いつもコメントありがとうございます(;_;)リアルセブチちゃん達に魅了されて更新が滞っておりました。それでも見ていただいて嬉しいです。お礼を言うのはこちらの方です！ありがとうございます！！ (2022年6月1日 20時) (
レス) id: 7b16d9cf4f (このIDを非表示/違反報告)
pi - 更新嬉しいです〜（ ｉ _ ｉ ）ディノちゃんとのやり取りの可愛さにニヤニヤしていましたが、最新のスンチョルさんの破壊力がやばすぎまして、らん様の書く紅一点ちゃんの振り幅にぶん回されております（？）本当にありがとうございます.......長文失礼しました.... (2022年5月31日 0時) (レス) @page41 id: 60c22372dc (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - piさん» お久しぶりです！お返事遅くなり申し訳ありません(/ _ ; )いつもありがとうございます♡♡スンチョルさんのキデキデが大好きで、言われてみたいセリフ盛りだくさんでキュンです。それがちょっとでも表現できていれば嬉しいです！ありがとうございます！ (2022年4月16日 20時) (レス) id: 7b16d9cf4f (このIDを非表示/違反報告)
pi - お久しぶりにコメントします！移行おめでとうございます！スンチョルさんエピめちゃくちゃ嬉しいです....；；ちょっとのすれ違い、、きゅんきゅん、いやぎゅんぎゅんしました、、、また更新楽しみにしてます！ (2022年4月13日 16時) (レス) @page18 id: 60c22372dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭 | 作成日時：2022年4月4日 17時
