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「うわ」
『うわぁ。本当に綺麗で美味しいっ…』
Aのリクエストはまさかの日本食で、
マネヒョンに頼んでレストランを予約してもらったらすごく高級な所だった。
僕たち撮影帰りでものすごくラフな服装なんだけど…と
気後れしてしまいそうになりつつ。
そんなことは全く意に返さない様子のA。
小さな個室で、見た目も美しくて味も美味しい。
そんな日本食を食べた。
2人で糖質オフだというビールも飲んだ。
明日は何か撮影があった気がするけど…
天ぷらとビールの組み合わせ、すごくよかった。
Aは四六時中機嫌が良くて、
くくくっと笑いながらお喋りが止まることがなくて。
2人で過ごすこういう時間が、最近無かったんだなとふと思った。
「寂しかったの？」
『ん？』
デザートのカットフルーツとキラキラしているゼリーをも、ぱくりと食べるAはきょとんと不思議そうな顔をした。
だけど、スプーンをくわえたまま段々耳から首元まで真っ赤になって。
その顔が可愛すぎて笑ってしまった。
「あー、チンチャ。ほんとどうしようか」
『なに。寂しかったって言ったらだめ？』
スプーンを置いて、残っていたグラスビールをごくっと飲むA。
少し口元から溢れて、手の甲でそれを拭った。
頬を膨らませて、恥ずかしさを隠してるみたいだ。
「だめじゃないよ」
『…なんでわかったの？』
「A最近ずっと、ヒョン達と一緒にいたじゃん」
『そうかな？』
「そうだよ」
カットされたメロンを一口食べる。
甘い味が広がって、みずみずしい。
ごくんと飲み込んで、フォークをふりながらAを見つめる。
「あぁ。俺が寂しかったから。だから分かったんだ。Aもそうかなって」
あぁ、絶対に今顔が赤くなってる。
目の前のAにチラッと視線を送れば。
『スングァナが寂しかったの？』
「そりゃ俺だって寂しくなるよ」
『なんで？』
「なんでって、理由いる？」
『いる』
「Aのせい」
どういうこと！って可笑しそうに笑うからAの口にブドウを押し込んだ。
「たまにはさ、2人でご飯行きたいじゃん。昔に比べると俺たち、仲良くなったと思うだろ」
『昔から仲良しじゃん』
「えーい、ほんとそういうとこずるいやつ。思ってないだろ」
『思ってるのに！』
2人でケラケラ笑う。
Aの笑顔が、少し赤くなった頬が暖色のライトの下で綺麗だ。
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らん(プロフ) - piさん» いつもコメントありがとうございます(;_;)リアルセブチちゃん達に魅了されて更新が滞っておりました。それでも見ていただいて嬉しいです。お礼を言うのはこちらの方です！ありがとうございます！！ (2022年6月1日 20時) (
レス) id: 7b16d9cf4f (このIDを非表示/違反報告)
pi - 更新嬉しいです〜（ ｉ _ ｉ ）ディノちゃんとのやり取りの可愛さにニヤニヤしていましたが、最新のスンチョルさんの破壊力がやばすぎまして、らん様の書く紅一点ちゃんの振り幅にぶん回されております（？）本当にありがとうございます.......長文失礼しました.... (2022年5月31日 0時) (レス) @page41 id: 60c22372dc (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - piさん» お久しぶりです！お返事遅くなり申し訳ありません(/ _ ; )いつもありがとうございます♡♡スンチョルさんのキデキデが大好きで、言われてみたいセリフ盛りだくさんでキュンです。それがちょっとでも表現できていれば嬉しいです！ありがとうございます！ (2022年4月16日 20時) (レス) id: 7b16d9cf4f (このIDを非表示/違反報告)
pi - お久しぶりにコメントします！移行おめでとうございます！スンチョルさんエピめちゃくちゃ嬉しいです....；；ちょっとのすれ違い、、きゅんきゅん、いやぎゅんぎゅんしました、、、また更新楽しみにしてます！ (2022年4月13日 16時) (レス) @page18 id: 60c22372dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭 | 作成日時：2022年4月4日 17時
