美容師さん、審神者始めました。【刀剣乱舞】

11*刀の心、主知らず ページ11

小狐丸 side


見送る際のぬしさまの顔があまりにも不安げでした。

出会ってすぐに私の毛艶をお気に召してくれたぬしさま。


審神者を始める前は美容師と言う職につき、人の毛を整える仕事をしていたらしい。





｢誰もケガをするな。
主が悲しむ。｣


初期刀の山姥切。
近侍としてもぬしさまの側を離れることはないようで、ぬしさま自身もとても信頼されているよう。



｢このような場所で怪我など致しますまい。｣


｢そうだな。
して、主のあの力･･側にいてもわかる強い神力の持ち主であるな。
抱き締めたときに触れた場所が暖かくなるのを感じた。｣



三日月の声に加州が怒っているな･･
私とて三日月のあのような行為は控えて頂きたい。



｢何かご用ですか？｣



じっと私を見る、いえ、これは睨んでいるのでしょうか？
加州に声をかければ頬を膨らませております。



｢その耳はズルい！可愛いすぎる。
そんなにおっきいのに小狐丸って･･｣


｢遠慮ですよ。｣




それでも可愛いや愛される等と話していますが、元気な人ですね。



｢敵が来るぞ。｣



山姥切の声に己自身とも言える刀を抜き、それぞれが構える。




｢主が待っている。
さっさと片付けるぞ！｣




あなたに何の恨みもありませんが、斬らせていただきます。
これがぬしさまの為となるのならば。



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※うーわぁ…評価が80越えてます…
お気に入りも200人を越えていらっしゃる。

落ちもなにも考えずに書いたのに逆にプレッシャー…頑張りますね。

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