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収録が終わってからずっとぼーっとしてた。
あの津田さんの素敵な笑顔が...
不思議な雰囲気が...ずっと脳裏にこびりついていた。
上倉「A?」
『わっ...上倉さん...』
我に返ったのは佐紀に声をかけられた時だった。
そしてふと時間を見ると、定時を超えていた。
上倉「どうした?そんなにぼーっとして」
『いやっ...何でもないです...』
上倉「仕事終わった??」
『まぁ...一通りは...』
上倉「飲みに行こ!!」
『ふえっ??』
上倉「なに変な声出してるのよ!行くよ!!」
佐紀にパンパンと少し強めに肩を叩かれる。
私は急いで片付けて佐紀の後ろを追いかけた。
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上倉「そういえば!今日の収録さ、津田さんいたんでしょ??」
『うん...いたよ』
上倉「どうだった??めっちゃイケメンだったでしょ!?」
『予想以上のイケメン度にビビった。』
上倉「やっぱり...」
いつもの居酒屋でいつものように二人で飲んでた。
そして案の定、佐紀はだいぶ出来上がってる。
上倉「まさか...Aさ、津田さんに惚れた?」
『いやいや!!そんなんじゃないよ!!?』
上倉「嘘つくなよ〜私にはお見通しだっつーの!」
ゲッ...やっぱりバレてた。
佐紀には隠せないなと改めて思う。
私は佐紀に
津田さんと出会って感じたことを言ってみた。
上倉「やっぱり惚れたんだな...」
『うん...けど...なんか...なんか違うんだよね。』
上倉「というのは??」
『上手く言葉には表せないけど...なんか...』
上倉「まぁ、まだ出会ったばかりだし、少しずつ知っていったら?」
『そう...しようかな...』
上倉「進展あったら教えてよ!!
ってか、なんか悩み事出来たら相談乗るから。」
『うん...ありがとう...』
その後の佐紀はいつも以上に酔っていた。
私は安定的にそんな佐紀を家に送った。
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結依 - おはようございます(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません。。。 物語読みました。 物語完結になってますが。。。 続きが気になります。 (2月17日 10時) (レス) @page19 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
虚無 - 引き続いてないやんkw (5月7日 16時) (レス) @page19 id: 4a11fac183 (このIDを非表示/違反報告)
舞 - 続きが見たいです更新お願いします! (2022年9月3日 8時) (レス) @page19 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
福寿茶寮(プロフ) - これで完結ですか? (2021年11月4日 9時) (携帯から) (レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ra. | 作成日時:2018年3月10日 14時