検索窓
今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:18,169 hit

5. ページ6

.


収録が終わってからずっとぼーっとしてた。



あの津田さんの素敵な笑顔が...
不思議な雰囲気が...ずっと脳裏にこびりついていた。



上倉「A?」

『わっ...上倉さん...』


我に返ったのは佐紀に声をかけられた時だった。

そしてふと時間を見ると、定時を超えていた。



上倉「どうした?そんなにぼーっとして」

『いやっ...何でもないです...』

上倉「仕事終わった??」

『まぁ...一通りは...』

上倉「飲みに行こ!!」

『ふえっ??』

上倉「なに変な声出してるのよ!行くよ!!」


佐紀にパンパンと少し強めに肩を叩かれる。

私は急いで片付けて佐紀の後ろを追いかけた。



.



上倉「そういえば!今日の収録さ、津田さんいたんでしょ??」

『うん...いたよ』

上倉「どうだった??めっちゃイケメンだったでしょ!?」

『予想以上のイケメン度にビビった。』

上倉「やっぱり...」


いつもの居酒屋でいつものように二人で飲んでた。

そして案の定、佐紀はだいぶ出来上がってる。


上倉「まさか...Aさ、津田さんに惚れた?」

『いやいや!!そんなんじゃないよ!!?』

上倉「嘘つくなよ〜私にはお見通しだっつーの!」


ゲッ...やっぱりバレてた。

佐紀には隠せないなと改めて思う。


私は佐紀に
津田さんと出会って感じたことを言ってみた。


上倉「やっぱり惚れたんだな...」

『うん...けど...なんか...なんか違うんだよね。』

上倉「というのは??」

『上手く言葉には表せないけど...なんか...』

上倉「まぁ、まだ出会ったばかりだし、少しずつ知っていったら?」

『そう...しようかな...』

上倉「進展あったら教えてよ!!
ってか、なんか悩み事出来たら相談乗るから。」

『うん...ありがとう...』



その後の佐紀はいつも以上に酔っていた。

私は安定的にそんな佐紀を家に送った。

6.→←4.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
48人がお気に入り
設定タグ:津田健次郎 , 声優 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

結依 - おはようございます(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません。。。  物語読みました。 物語完結になってますが。。。  続きが気になります。 (2月17日 10時) (レス) @page19 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
虚無 - 引き続いてないやんkw (5月7日 16時) (レス) @page19 id: 4a11fac183 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きが見たいです更新お願いします! (2022年9月3日 8時) (レス) @page19 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
福寿茶寮(プロフ) - これで完結ですか? (2021年11月4日 9時) (携帯から) (レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Ra. | 作成日時:2018年3月10日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。