７ひらり ページ7
『..あれ、また、同じばしょ？』
一瞬で時がループしている？なんておかしな子とを考えてしまったが明らかに時間が進んでいるのでただたんに寝てしまったのかな
『...』
誰もいなくなった静かな部屋
少し怖い気もするが、人がいない空間に落ち着いてきた
『..あ、あれ？傷がない..』
私が部活で作ってしまった傷がきれいになくなっている
膝とか、うでとか
『..おかしなことだ..な』
独り言を言うのはやめにしようと思い口を閉ざす
また、静かになった空間が戻ってきて耐えきれず立ち上がった
しかし、上手に立てずこけてしまう
バランスがとれない、二足歩行が出来ないのだ
『も、もしかして..四つん這いで歩かないと進めない...？』
焦りを覚えつつも、なんとか壁際まで進み
手をあてて立ち上がる
少し心もとないが、歩けない事ではない
音をたてないように障子をあける
そこには、強い光が池に反射し、発色の良い花や木が私を見ていた
『....綺麗』
小学生のような感想しか言えないほど、私は気をとられていた
それほど、素晴らしいものだった
『...？』
右側のほうに、穴が開いているのが見える
なにか繋がっているのか？と少しだけ好奇心をだき壁沿いに近づき、柱に捕まって中をのぞこうとする
しかし、その落とし穴は以外に広く、廊下からでは見れなかった
ほんの少し、前に体を出したとき、柱をつかんでいた手の力が抜け、見事に地面に直撃した
また体はぐったりとして、動けない
それに痛い
すると、穴のなかから声が聞こえてきた
「誰かそこにいるのですか？
鶴丸殿の罠にかかり、落ちてしまったのですが..」
これは落とし穴だった？
しかも、なかに人が！鶴丸とはいったい..
『いま、いきます』
やっとこ少し力のはいるようになった体を動かし、ずるずると移動する
床に這いつくばりながら腕を伸ばし、穴の端をつかむ
なかを覗くと、たしかにそこには人がいた
水色の髪で綺麗な服を着ている。軍服のようにも見えるが、あいにく土で汚れてしまっていた
「鶯丸殿！？無理なさらないでください！」
そう心配をされるがあいにく私は鶯丸じゃない
私は...
「う_______!!!!」
名前を呼ばれそうになった瞬間
耳鳴りがし、視界が真っ暗になる
.
__A..おいで..__
また、聞こえた
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ペタ - 紫翠さん» わざわざコメント申し訳ないです！少し忙しくて更新を鈍っておりましたせいで曖昧なままにしておりました。返答についてですが"リル"は登場人物の名前です。後々わかりますので楽しんでいただければ幸いです。お気遣いありがとうございます！ (2018年11月27日 17時) (
レス) id: 8447326019 (このIDを非表示/違反報告)
紫翠 - はじめまして。一つ確認というか質問なのですがページ10の最後の【リル】といのは誰のことを指しているのですか？後からでてくる人物名なのでしたら構わないのですが、もしかしたら名前変換ができていないのではと思いコメントさせて頂きました。長文失礼しました。 (2018年11月27日 14時) (レス) id: ede642014f (このIDを非表示/違反報告)
ペタ - マンボウさん» ありがとうございます！！！！頑張ります！！！ (2018年11月10日 7時) (レス) id: 8447326019 (このIDを非表示/違反報告)
マンボウ(プロフ) - とても面白いです^^*更新いつも楽しみにしてます (2018年11月8日 22時) (レス) id: a42374a559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペタ | 作成日時：2018年11月7日 21時
