閑 ページ7
「主さん食欲ないって言ってたのに丼2杯も食べちゃうなんて...。もっと作っておくべきだったな...」
審神者から食べ終わった食器と鍋を受け取り、堀川国広はすっかりと暗くなった庭を横目に、厨へと向かう。
「あっ、堀川さん。」
廊下の突き当たりで下の方から青い髪がちらりと見えた。
立ち止まると、その人物はひょっこりと顔を出した。
「小夜君!こんばんは。」
「こんばんは。鍋、重そうだね。僕も手伝うよ」
「じゃあこの食器の方をお願いするね!」
心強いお手伝いが加わった。
2人で他わいもない話をしながら厨へと向かった。
「そういえば、主の様子はどうですか?」
比較的小さめの食器を洗いながら小夜は堀川へ問う。
「ふふ、丼2杯の洋風雑炊をパクッと全部食べちゃってね。食欲旺盛で元気そうだったよ!」
「そうですか。」
審神者が元気そうだと分かると小夜は口元に笑みを浮かべた。
「最近は仕事のせいで凄く疲れてる様子で心配だったので...元気そうでよかったです。」
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あさき(プロフ) - 更新嬉しいです!!!!夢主さんと光輝さんとの会話の流れ?、みたいなボケとツッコミ早め〜(?)みたいなのがすごい好きです!!!! (9月30日 1時) (レス) @page42 id: 2e9509526a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プレーン改 | 作成日時:2023年8月10日 18時