31話 ページ40
「いいか見習い!お忙しい審神者様の代理としてこの弟子である僕がお前に、良き審神者になれるようレクチャーしてやる!」
「は、はぁ...」
と、見習いの前に堂々と声高に胸を張る光輝。こんな事になるとは微塵も思っていなかったであろう見習いは困惑気味である。
その様子をこんのすけカメラで見ている審神者達。
『....大丈夫なんですかね?』
「まぁ...。あれでも真面目に教えようと躍起になってるから大丈夫だと思う...多分だけど」
「危うくなった時はさっさと掃いてしまえばいい」
『うわ家の初期刀コワ...』
「...ここの山姥切国広っていつもこうなの?」
『外面は被れっていつも言ってるんですけれどね』
審神者達がわいやいしていると、光輝は鍛刀部屋、手入れ部屋、庭など、審神者が渡した地図通りに案内と説明を行う。審神者部屋は審神者出張設定のため、カットである。
「〜〜〜〜で、ここがこうなっていて....」
「........」
『.....あれは早々に根を上げますかねぇ。』
「えっ?そんなこと分かるの審神者さん?」
『よく見てください。腕と肩を少し震わせてます。焦ってる証拠です。』
「あ、ほんとだ。」
「家の主は力こそ手伝い札の如くぺらぺらだが、人の感情や霊的などの目視が難しいものには敏感だ。」
『褒めてるのか貶してるのか分からないこと言うの止めません?』
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あさき(プロフ) - 更新嬉しいです!!!!夢主さんと光輝さんとの会話の流れ?、みたいなボケとツッコミ早め〜(?)みたいなのがすごい好きです!!!! (9月30日 1時) (レス) @page42 id: 2e9509526a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プレーン改 | 作成日時:2023年8月10日 18時