【刀剣乱舞】引き抜かれ本丸 (ページ33)

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25話ページ33

「ね〜青江〜」

「なんだい？主」

「ひま〜」

「それは大変だ。じゃあ僕とイイことでもしようか。」

「やだ。青江上手すぎるから。」

「ﾌﾌｯ...大丈夫、優しくするよ」

ーーーーーー

「やっぱ青江とするのやだ〜！」

「優しくするとは言ったけれど、負けてあげるとは一言も言ってないんだよねぇ」

※トランプのことである。

「私の時、強く揺らしてくるからいっつも倒れちゃうし！」

「ﾌﾌﾌ...僕の方が1枚上手だったね」

※ジェンガのことである。

「何だったら勝てるのさ！！勝てないゲームほど楽しくないものはないよ！」

「う〜ん...。じゃあこれはどうだい？」

ーーーーーー

「僕は今両手に小さく折りたたんだ紙を持ってるよ。どっちかがアタリでどっちかがハズレ。アタリだったら今日の夕餉の献立にある豆腐ハンバーグを1つ主にあげるよ。」

「まじか！！よし！....どっちだ...」

審神者は青江の握られた両手を見て、どちらが当たりなのかを真剣に吟味する。

「うー....ん。わかった、こっちにする！」

「左だね？わかったよ。じゃあ紙を開いてみようか」

ｶｻ
青江から貰った紙を開けた審神者の手には...

「運でも負けるなんて...」

ハズレと書かれた紙があった。

「ああ残念、ハズレだね。じゃあ罰ゲームをしようか」

「え」

「アタリで僕は相応の対価を提示した。ハズレにも相応の罰があってもおかしくないだろう？」

そう言った青江の目は怪しく光っていた。