10話 ページ16
審神者は冷静に...なりたかった。
「政府の人頭おかしいんじゃないの!?三日月宗近をぽんと送ってくるとか...。」
「主、目が死んでるぞ。」
「それ青江にも言われた。ははっ...この本丸にこれ送ろうとか言い出した奴に無限に蹴り入れたい」
「主、戻ってこい。」
「しかもなに!?この箱無駄にデカいと思ったら三重構造であと
2振り入ってるとか聞いてないんだけど!?」
審神者は同封された手紙をくしゃくしゃにしてからシュレッダーボックスに豪速球で投げ入れる。
「政府にとっては鍛刀キャンペーンが云々でついでだったんだろうな。」
「...ハンバーガー食べたい。」
「わかった。無駄に怪我されるよりいいから落ち着け。サムライMックとポテトLのセット買ってやるから落ち着け。」
「....ナゲットも食べる。」
「ああ。飲み物はファンタグレープだな」
「...スーッ...はぁ、落ち着いたわ。けどどうしよう...前回は観賞用とか冗談こいてたけど...」
「...顕現するかは食べてからでもいいんじゃないか?幸い今すぐ顕現して戦場向かわせろとか鬼畜な事は文には書かれていなかった。」
「...そうだね、そうしよ。今いる刀とあまり接点もなさそうだしね。」
そう言うと審神者は初期刀と共にハンバーガーを買いに部屋を後にしたのだった。
置き去りにされた箱の中には審神者界の中では
大物やラスボスと謳われる三日月宗近、そして源氏の刀が2振り仲良く詰められていた。
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あさき(プロフ) - 更新嬉しいです!!!!夢主さんと光輝さんとの会話の流れ?、みたいなボケとツッコミ早め〜(?)みたいなのがすごい好きです!!!! (9月30日 1時) (レス) @page42 id: 2e9509526a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プレーン改 | 作成日時:2023年8月10日 18時