8話 ページ13
「主、新しい刀剣男士があんたと顔合わせをしたいそうだ。」
「審神者部屋の襖の前で、そして会話だけならいいよ」
「わかった。」
ここの審神者は現在、新しく顕現された刀剣男士には顔を合わせない。中にはちゃんと顔を見て話したいという物もいた。
しかし本丸大洪水事件(未遂)の後、トラウマなのかは分からないが、審神者は古株以外の刀と面と向かって話すことが困難になってしまった。
「私からコンタクトを取ろうと思ったら大丈夫なんだけど、相手からコンタクト取られるのは苦手になったんだよね...。はぁ...」
審神者は、政府から新たな刀を配布するという手紙を握りつぶし、シュレッダーボックス(初期刀が木っ端微塵にしてくれる)に投げ入れた。
「あるじ、来たよ。」
「襖の前で待機させて欲しい。」
「わかった。あるじの前でくれぐれも変なことしないでよね国俊」
「わあってるって!」
注意をする風を装いながらも、口調は嬉しそうな蛍は階段を降りていった。
「さて...私がこの本丸を運営している審神者です。」
「オレは愛染国俊。来派の二代、通称二字国俊が打った短刀だ!よろしくな!」
「...それでは、あなたがここに慣れるまでのお世話係は蛍丸に任せることにします。ここの業務等を彼から一通り学んでください。」
「おう!」
「もう一つだけ。もしあなたがもやもやする事があったり、他の刀に言いづらい事があった場合、私の所に相談に来てください。」
「......?わかったぜ!」
さて、今回はいつまで持つのだろう。
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あさき(プロフ) - 更新嬉しいです!!!!夢主さんと光輝さんとの会話の流れ?、みたいなボケとツッコミ早め〜(?)みたいなのがすごい好きです!!!! (9月30日 1時) (レス) @page42 id: 2e9509526a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プレーン改 | 作成日時:2023年8月10日 18時