7話 ページ11
「あるじ〜。ただいま。」
審神者が部屋でくつろいでいた所、襖がスパンと開いた。
すると見覚えのある顔があった。
「おかえrぐふっ」
「へへっ。沢山資材持ち帰ったよ、褒めて褒めて〜」
「うん、ちょっttと君のダイレクトアタック主には痛すぎるから一旦落ち着こ。」
「あっ、3日ぶりだからはしゃいじゃった。ごめん...」
「取り敢えず本体置いて、着替えておいで。一緒に資材確認しようか」
「はーい。」
体格に見合わない重たそうな刀を持っているのにも関わらず、
パタパタと軽快な足音で階段を降りていく。
彼は蛍丸、本丸顕現4振り目の刀だ。
今まで1人で遠征に行っており、今帰ってきたのだ。
「おまたせ!」
「よし、じゃあ早速遠征資材をみせてもらうよ」
「えっと〜玉鋼、木炭、砥石がこれで、冷却材がちょっと多めに採れたよ!後は依頼札!」
「沢山採れたね!さすが蛍だ!よしよし」
「ふふん!....ねぇ主、ちょっといい?」
「ん?どうしたの?」
「遠征から帰る時に、刀が1振り落ちてて...さ」
「おっと...。その刀は今どうなってる?」
「放って置く訳にも行かなくて、今鍛刀部屋に...」
「ふーむ...その刀、拾ったのは蛍だよね?なら蛍が顕現させるかどうか選んでいいよ。」
「....!いいの?」
「ただ、この本丸に居着くって事は、いつか別れが来るかもしれないということを胸に刻んでおくこと。...ほんとはどうこう言いたくないんだけど、その可能性が高いことは蛍も知ってるよね。」
「うん...。それでも俺は、顕現させたい。ほとんどは俺のわがままだけど、主の為でもあるんだ」
「....蛍、ありがと。言っておいで、はい手伝い札」
「行ってくる!」
現在の刀剣男士:__振り
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あさき(プロフ) - 更新嬉しいです!!!!夢主さんと光輝さんとの会話の流れ?、みたいなボケとツッコミ早め〜(?)みたいなのがすごい好きです!!!! (9月30日 1時) (レス) @page42 id: 2e9509526a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プレーン改 | 作成日時:2023年8月10日 18時