1話 ページ1
審神者は激怒した
日を追う事に自分が育ててきた刀達が1振り、また1振りと離れていくからだ。
「今月で3振りやられた!!!!新記録更新だよ!!!!」
「落ち着け主、まだ1振り踏ん張ってるぞ」
「それ踏ん張ってるって言わない!時間の問題!!何で審神者歴長くなる事に被害大きくなってんの!?」
「最早あんたがその運命にあるとしか言えないな」
「は〜〜〜〜?もう審神者なんて辞めてやる!!」
そう言うと審神者は机の引き出しの中から退職届と印鑑を取り出す...取り出そうとした。
「は!?ない!何で!?」
「それなら俺が原紙と共に木っ端微塵にしたぞ。印は俺が預かっておく。」
「おのれ許さぬぞ我が初期刀、山姥切国広ォ!」
「あんたが居なくなると俺達も困るんだ。妥協してくれ」
ここの初期刀、山姥切国広は謎の運命にある本丸の中での数少ない古株である。たまに情緒不安定になる審神者を宥める役割をしている。
「......うぅ...その3振り、やっとの事でカンストさせて、主部隊に組み込めるかなって思ったのに...。」
「俺達がいるだろ?」
「...切国達には出陣とか書類仕事させてばっかじゃん?休暇上げたくて...」
「...気持ちだけ受け取っておく。」
事件未遂後:本丸歴3年
現在の刀剣男士:6振り
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あさき(プロフ) - 更新嬉しいです!!!!夢主さんと光輝さんとの会話の流れ?、みたいなボケとツッコミ早め〜(?)みたいなのがすごい好きです!!!! (9月30日 1時) (レス) @page42 id: 2e9509526a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プレーン改 | 作成日時:2023年8月10日 18時