【刀剣乱舞】夜よ明ければ月見がりて夜更かしを舞い散る桜に笑いかけろ

「11話だよ」 ページ14

貴方「一兄………？」


一期「あぁ、お前の兄の一期一振だよ」






一兄が僕の頭を撫でる




あぁ………確かにこの手は一兄だ



最後まで僕といてくれた





大好きな一兄だ




貴方「一兄………いちにっ………いちにい………！」







嬉しくて思わず一兄に抱き付いた


小さい僕を大きいからもろともせずに受け止めてくれた




貴方「うぅ………元気な一兄だ……大好きな笑顔の一兄だ……！！」


一期「……………」







抱きついてる間、ずっと頭を撫でてくれる一兄



ずっと、見たかった僕の大好きな一兄の笑顔





？「んもぅ！！一兄と薬研ばかりズルーい！A！！僕の事覚えてるよね？！」





そんなとき前から身を乗り出して聞いてきたのは


僕よりも可愛い兄弟






貴方「うん………乱、だよな」


乱「良かったぁ！忘れられたら嫌だったからね！！」



？「じゃあ俺は？！」


貴方「厚だよな………」


厚「正解！」


？「じゃあ僕は？」


貴方「平野………でしょ」


平野「はい！」


？「じゃあわたくしどもは」





貴方「お供と叔父さん」









鳴狐「………うん」



粟田口「「「(えっ？！それで良いの？)」」」




？「俺は………？」


貴方「骨喰兄………」

骨喰「………」



静かに頭撫でてくれた



？「ﾋｯｸ………俺は覚えてないんだろ、どうせ」

貴方「………不動」



不動「………！！」






そんな様子を微笑ましく見ている保護者組



一期「殿達も一緒に聞いてみれば良いのでは？」



鶴丸「いやーそれがさー」


燭台切「どうやらAちゃん、伊達のメンバーを覚えてないんだ………」



長谷部「あぁ………通りで大倶利伽羅と太鼓鐘が愛染と物吉、千子と一緒に矢鱈と茸を生やしてるわけだ」



鶴丸「………？何故物吉達まで？」




亀甲「それはAは徳川家にいたときの記憶も無くなっているからね」


一期「！………そう言えば貴方も徳川家に居たんでしたな」





貴方「亀甲さん……一兄……みっちゃん……長谷部、食べない………のか？」





何故か固まって話し合っているこの四人はずっとなにも食べていなかったから



取り敢えずてきとーに更に移して来たんだけど………




燭台切「え？あぁ食べるよ？」




千子「(´・ω・`)」

物吉「(´・ω・`)」

愛染「(´・ω・`)」

大倶利「(´・_・`)」

太鼓鐘「(´・ω・`)」

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