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そのお客は、
所々赤く染まっている白い布に包まれた何かを
両手で大切そうに持ちながらやって来た。
鳴狐だ。
『...それ、お供の狐だよね?
どうしたの?』
鳴狐「...直して欲しい。」
『...かして。』
柚花は鳴狐の手からお供を貰う。
皆に見えない様に布を捲ると、
悲しそうに冷たくなったお供が居る。
傷がそこら中にあり、涙を流した様にも見える。
『辛かっただろ。
今、直す。』
そっと柚花が霊力を流した。
傷が直り、
暖かくなっていく。
柚花は鳴狐に手渡した。
鳴狐はお供を受け取る。
?「...鳴狐...?」
鳴狐はお供の狐を撫でた。
お供「私めは直ったのですか...?」
鳴狐「うん。直してもらった。」
鳴狐は嬉しそうに、涙を流し、
お供も又、涙を流した。
お供が居なくなってからというものの、
鳴狐はずっと一人であった。
鳴狐は元々余り喋らない。
嬉しい以外の感情は全てお供が喋っていた。
それでも、
他の皆と交流があり、
仲が良かった。
しかし、
ネム 蓮が審神者になってらかは、
皆自分の身を守るのに精一杯だ。
段々と仲間も減って行き、
遂にお供も居なくなってしまった。
ネム 蓮に暴力を振られ、
亡くなった。
鳴狐は直してもらうように頼んだが、
聞いてもらえる筈も無い。
資源をこっそり取りに行き、
直そうと思ったが、
直せなかった。
やはり手入れは審神者が必要な様だ。
それからは、
部屋に篭もり、一人で居た。
それから月日が経ち、
柚花がやって来た。
ご飯や風呂等、心がとても暖かくなった。
鳴狐は決意し、
柚花が居るであろう部屋を回った。
柚花は厨に居た。
いい匂いが漂っている。
お供を直してもらう様に頼むと、
直してくれた。
とても、とても嬉しかった。
話し掛けても返事が無く、
氷の様に冷たかったお供の狐が、
今は暖かく、
傷も無く、
喋っているのだ。
鳴狐は、無意識に涙が出た。
お供の狐も、同じ様に涙を流していた。
お供の狐は、冷たくなる前に涙を流した。
しかし今の涙は、
悲しい涙では無く、
幸せの涙であろう。
・・・・・
(ﾟ∀ﾟ)ｱﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｺﾞｯ!!!ｺﾞﾎｯ!ｺﾞﾎｯｵｴｪｰ!!
こう言う顔文字を入れて見たかった!!!((((
眠いですね...
( ˘ω˘ )ｽﾔｧ…
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夜柚桜 - (すみません長さ足りなくて...)これから更新して行くに当たって気を付けていきますが、やはり誤字してしまう事があるかもしれません。その時はまたお手数ですが報告をしてくださると嬉しいです!これからも、この作品を宜しくお願い致します!本当にありがとうございます! (2018年4月22日 20時) (
レス) id: e83350fe98 (このIDを非表示/違反報告)
夜柚桜 - ご指摘有り難うございます!最近PCの方で更新していててっきりきちんと『江雪』といれているつもりだったのですが...きちんと直しておきます!心配していただいて本当にありがとうございます(;-;) (2018年4月22日 19時) (レス) id: e83350fe98 (このIDを非表示/違反報告)
カノト(プロフ) - えっと……誤字の報告なのですが、江雪左文字は『江雪』です 俺もよく間違えるんですけど 訂正した方が良いかもしれません 江雪兄様のファンに厳しい指摘があってしまっては、作者様が心配ですから…… (2018年4月22日 19時) (レス) id: a01b9f2740 (このIDを非表示/違反報告)
夜柚桜(プロフ) - gouseru06021219さん» あ...ありがとうございます!!すっごく嬉しいです!頑張りますっ!!ヽ(；▽；)ノ (2018年3月2日 13時) (レス) id: 00636254ab (このIDを非表示/違反報告)
gouseru06021219(プロフ) - 更新楽しみにしてます。これからも頑張ってください！！ (2018年3月1日 20時) (レス) id: 810a7ef768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜柚桜 | 作者ホームページ：http://ukaitue
作成日時：2018年2月20日 15時
