二十八話 ページ34
愛染said
主の長い話を聞き終わり、その上で改めて俺と薬研はこの本丸の仲間になった。
なるほど、だからあんなことを言ったんだな、とか色々なことに納得し、同時にその本丸の俺に腹が立った。
何でだよ。こんなにいい人間、いないじゃねぇかよ。
だって主は最初に言ったんだ。『初めまして』って。
“愛染国俊”に、ではなくて“俺に”そう言ったんだ。複雑な思いがあるはずなのに、心からの笑顔で。
それに、隠し事はしたくないって、辛いはずなのに全部話してくれた。
馬鹿正直で真っ直ぐな人間。会って直ぐの俺がそう思ったのに、何で…。
悶々としながらも夕食を食べ、主が仕事に向かった時だった。
笑顔の(ただし目は笑っていない)薬研が「それで？」と声を発した。
薬「大将の話はよくわかった。安心しろ、俺っちは大将が気に入った。全力で力になろうと思う。…だが」
お前たちの方の話はどうなんだ？と。
目を向けられた四振りは、一瞬動揺し、やがて観念したようにこう言った。
山「…主の話より、余程長い話だが」
愛「かまわないぜ！…聞かせてくれよ。何があったのか」
そして、彼らは話しだす。
それはそれは、“恐ろしい”物語を。
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ライラック - 薄桜鬼☆ハルハルさん» ご指摘ありがとうございます！直しました！ (2018年5月5日 0時) (
レス) id: 75a1a6830c (このIDを非表示/違反報告)
薄桜鬼☆ハルハル(プロフ) - 小説の説明書くところが、『とうらぷ』になってますよ。お話とっても面白いです！♪（ｖ＾＿＾）ｖｖ（＾＿＾ｖ）♪ (2018年3月17日 14時) (レス) id: 00eb0ae2ed (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - ライラックさん» ありがとう御座います！ (2018年2月25日 23時) (レス) id: 07ba5613d8 (このIDを非表示/違反報告)
ライラック - 鈴音さん» わあぁ、ありがとうございます！何だかまとまりのない感じの文章だしいろんなとこ省きすぎだしうごめんねパッパぁぁあ(泣)と落ち込んでいたのでそう言っていただけると本当に嬉しいです…！ (2018年2月25日 19時) (レス) id: 876020889d (このIDを非表示/違反報告)
ライラック - 夜月レナさん» 回答ありがとうございました！うちはノーカネヒラなんですよね…鶯丸さんがいるので出したい気持ちは山々なんですが、如何せん口調の方が…。申し訳ないですが、彼にはもう少し待っていてもらうことになりそうです…(泣) (2018年2月25日 19時) (レス) id: 876020889d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ライラック | 作成日時：2018年2月12日 16時
